「どんな気持ち(感情)が欲しいですか?」
このクエスチョンがサイクルマップとの出会いでした。
「どんな物が欲しい?」と聞かれても、幼い頃から即答できなかった私。
『あのクマのぬいぐるみが欲しいけど…。でも…。』と、たとえ浮かんだとしても口に出せなかった私。
「夢は何ですか?」と聞かれても、明確な夢が描けなかった私。
『こんな私なんかが…。』と、ぼんやり浮かんだ夢さえも打ち消して、押し込めてきた私。
夢をもてない自分が情けなくて自己嫌悪。こんな私が親として教師として子どもの前に立っていたことへの罪悪感。
そのくせ、「私は正しい!私はこんなに精いっぱい生きているのに…。」と、片意地はって、世間に怯え、理不尽だと感じては怒りにふるえながら、エネルギーをおこしていました。
俯瞰して見れば、なんて非効率的で、自虐的で、周囲に悪影響を及ぼしかねないエネルギー発電所だったのでしょう
「どんな気持ち(感情)が欲しいですか?」
このクエスチョンに、私の心は反応しました。
「欲しい気持ちは?」
楽しい
うれしい
ワクワクする喜び
達成感
充実感 etc.
「その気持ちになるための見方(認識)は?」
そこにまず出てきたのは、これまでに私がしてきたこと、得てきたことばかり。
『あれもない、これもない。あれもダメ、これもダメ。』と思ってきたのに、自然に今あること、今あるものへの感謝の気持ちがあふれてきたのです。
“今、ここの幸せ”が腑に落ちた瞬間でした。
「その気持ちになるための行動は?」
『あれも出来る、これも出来る!』
次々浮かぶアイディアは、よくみるといつかどこかで私の心をよぎっていたような……。
『私の中に答えはある!
チラッと思ったことはあったけど、どうせ私には無理だとあきらめていたこと、キャッチせずにいたことを、まずはやってみればいいんじゃないの…』
昔も今も私は私のまま。
持っているものが極端に変わるわけではない。
ベクトルの向きが変わればいいんだ
サイクルマップはシンプルでイージーなツールです。
一度やったら忘れません。
すぐに身につくから、日常的に使えます。
自分の気持ちを大切に扱うから、自分が主役の生き方にハッピーチェンジ出来ます。
もうこれだけで十分に素晴らしい。
ですが、私はさらにあることに気づき始めていました
続きはまた後ほど書きます