※この記事は、「JGPSレイクプラシッド 女子フリーその他・その1(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10045821274.html
)」の続きです。
よろしければ、先の記事から読んでいただけると、うれしいです。
ミライ・ナガス選手
FS
うおー。圧巻。
SPのときには、若干硬さがまだあるかな、という感じだったんですが、FSでは6分間練習のときから、もはやリンクを支配していました。さすが世界ジュニア銀。すごい存在感です。
FSの使用曲は「コッペリア」。スワニルダの水色の衣装ですね。いきなりスパイラルから入るオープニングは、ローリー・ニコルさん、やってくれたなという感じ。新鮮です。スパイラルから2A、おみごと。当然スパイラルもレベル4なんですが、あまりに滑走スピードが速いので、もしかしてポジション保持秒数足らんのではないかといらん心配をしてしまいました。
中盤、曲調が変わるところでは、コッペリアならお約束の、人形ぶりもやってくれました。かわいー! ミライちゃんは顔立ちもちょっと日本人形みたいだから、人形ぶり、似合いますね!
ちょっと残念なのはサーキュラーステップ。ミライちゃんにしてはエッジが浅く滑ってない感じがしました。もしかしてサーキュラーは苦手? ほかのエレメンツとは露骨にレベルが違う感じがしてしまっていたので、ここは次戦までの修正点になると思います。
あとはジャンプもほぼノーミス。減点があったのは、タイムオーバーかな。ラストのポージング、ちょっと時間かかってましたからね。
ところで、プロトコルを見てびっくりしたんですが、なんと、ナガス選手、このFSでスピンのレベル4をいっこも取ってません! えええええなんでだ。レイバックもフライングも足変えコンボも、全部レベル3なの…。GOE加点はありますが。
レベル3だって充分立派ですけど、キャロライン&ミライったら、シニアも震撼させる恐怖の天才スピナーじゃないですか。足変えはレベル4いってると思ったんだけどな。
スピンも今年からレベル規定変わってるんですよね。
…もしかして、ローリー振付、スパイラルは新規定に対応してるけど、スピンは対応できてないとかいう恐怖の事態ってありえますか。
ローリー振付の選手って、今年もいっぱいいるよねえ…。
ミライちゃんにはミスらしいミスがないように思えただけに、若干気がかりな出来事でした。
アンジェラ・マクスウェル選手
FS
アメリカのアンジェラ・マクスウェル選手は総合3位。なんで彼女の演技をチェックしようと思ったかと言うと、今回のレイクプラシッドで、唯一3+3にチャレンジしていたから、です。
やっぱり3+3跳べる子って脅威だしねえ…と思って見てみたら、あらら、脅威とかいう言葉はまったくそぐわない、どちらかというと幼顔の、かわいらしい選手でした。
FS使用曲は『ファインディング・ニモ』。南の海をイメージしたコバルトブルーの衣装で登場。ちらっと見えるアンダースカートはレモンイエロー、エンジェル・フィッシュの色ですね。
で、問題のトリプルトリプルですが、構成は3T+3T。日本の水津瑠美ちゃんも跳んでくる組み合わせ。ファーストもセカンドも高さも踏み切りも申し分なかったんですが、セカンドの空中姿勢を崩してしまい、着氷に失敗。転倒してしまいました。ほとんど成功したと思ったんだけど、惜しかった。
マクスウェル選手は、わりと盛大にほかにも何回か転びまして、減点4。しかしスピンのレベルが安定していることと、やはりスピード感があるせいかな。見事FS3位、総合でも3位に入りました。キスクラでも素敵な笑顔でした。
うーん、しかし、滑ってるときの笑顔が素敵なあたり、また、すっごい見事なジャンプとわけわからん転倒が混在するあたり、某シズニーさんを若干彷彿とさせるのが不安要素ではあるなあ(どんな不安要素だ)。
プログラムのオーラス、3Sをザッと降りたあと、キュッと止まって腕でお魚の、ニモの形を作ってポーズをとる構成が面白かったです。また演技が見たいな。あ、マクスウェル選手は全米ノービスチャンピオンだったそうです。ちなみに。
まだまだ成長途中の選手たちの演技が見られて、すごく面白かったJGPSレイクプラシッド。ほかの大会もこういう形で見られるとうれしいんですけど、まあ、贅沢かな。
ジュニア選手たちは1ヵ月とかでもグッと成長していくもの。シーズン締めくくりの世界ジュニア選手権でどんな演技が見られるのか、気が早いけど、早くも楽しみです!
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。
争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!
※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!
※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

