なんということだ。無料ですよ!
JGPSレイクプラシッドの映像が、インターネットで、無料で視聴できるようです!
こちらのページ→ http://web.icenetwork.com/events/detail.jsp?id=34447
を開いていただいて、お好きなコンテンツの『Watch Video』というボタンをクリックすると、eメールアドレスとpassワードを登録する画面が現れます。登録だけなら無料みたいなんで、登録して、クリックすると、動画ページが開きます。あとは見るだけです。
インターネット中継だから、実況も無い簡易な放送なのでは? と思っていたのですが、なんと実況どころか豪華解説までついていました! 解説者は、かの、ナンシー・ケリガンさんです!
アメリカのネットワークテレビ局でフィギュアスケート系の番組のホステスとしても活躍しているケリガンさん、icenetworkと解説者として契約したようです。
アメリカの女性フィギュアスケート解説者といえば、ペギー・フレミングさんが有名ですが、ネット配信での試合中継が増えていきそうな昨今、ネット中継でのケリガンさんは、テレビ中継におけるフレミングさんのように、おなじみご意見番の地位を確立するかもしれませんね。
さて、ざざーっと女子シングルSP映像を見た限りでは、なぜか村元小月選手の演技が見つからない…(なんでだー)。あとでもういちど見直してみます。第一滑走の松下未留紅選手の演技と、第10滑走のミライ・ナガス選手の演技はバッチリ見られました。
SP、日本の松下選手のプログラムは『ファイアーダンス』、最初から最後まで非常に丁寧な印象でした。プログラム冒頭の3S+2Tのファーストのサルコウがとても高くて、また、演技後半に入ったダブルアクセルの着氷もクリアで非常に流れがあり、すぐにステップが入る構成で加点に意欲的。
演技の最後半、金管がもっとも華やかに鳴り響くところにストレートラインステップが合わされていたのですが、松下選手の身体を大きく使う動きと丁寧なステップに、ゴージャスな曲がスケール感を添えていて、良かったと思います。ツィズルの動きがあでやかでした。
松下選手は醍醐組なんですよね。キスクラでは、久々に濱田美栄コーチのお姿を拝見できて、うれしかったです。
残念だったのは滑走順かなあ。第1滑走ってどうしても点数が抑えられぎみなんですよね…。でも、JGPS開幕戦、いきなりの第1滑走という、緊張する場面であれだけクリーンな演技ができたことは、今後も松下選手の自信になると思います。
とても良い演技だったですよ!
ミライ・ナガス選手は、2位に10点差をつけるぶっちぎりの演技。要素の決まってるSPでですよ。どんな演技だったのか、プロトコルがまだ出てないリザルト状態では想像もできず、もしかして3+3跳んだ? と思ったりしていたのですが、映像を見たらコンボは3+2でしたね。じゃあどこで差がついたか、といえば、圧倒的なPCS、それとスピンとスパイラルのレベルのせいかなあ。
冒頭のジャンプは、昨季から跳んでる3Lz+2T。これは綺麗でしたねー。3Lzの着氷に流れがあって素晴らしく、2Tも高かった。今年のジュニアの課題、ステップからのLoは、きっちりトリプルで。これ、入りは完璧だったんだけど、着氷がちょっとよろけて2フットになっちゃった…。うまく処理して流れを切らないで演技してましたけど、あれは点数引かれたはず。
スパイラルは、ビールマンポジションからレギュラーポジションへ、支持なし姿勢変化後チェンジエッジで、ルール改正によるレベル獲得の変化に対応。姿勢変化が非常になめらかで「ガクッ」としないのは、ミライちゃんのバランス感覚と筋力のたまものですね。
ビールマンもしくはキャッチフットからレギュラーへ支持なし変化後チェンジエッジというの、今年の振付では多いんだろーなー。昨季までのバックインスパイラル祭りと同じで。ただ、支持なし姿勢変化ってバックインスパイラルより格段に難易度高いはずですし、出来不出来がはっきり目に見えて、加点減点のポイントにもなりやすそうなんで、昨季までみたいにジュニアでもスパイラルでレベル4続出なんてことにはならないかも…。ミライちゃんのスパイラルはレベル4だったんじゃないかと思いました。
必要要素のひとつ、レイバックスピンは、超高速回転! くっきりした姿勢変化を織り交ぜ、オーラスには綺麗~なビールマンでくるくるくるくる、回る! 解説のケリガンさんも「アメージング」「グレイス」と絶賛してました。
もうひとつの必要要素、アクセルは、キム・ヨナちゃんばりのレイバックイナバウアーからの2A。さすがにこのワザについてはヨナちゃんとはまだ年季が違うので(わはは)、2Aのまえのレイバックの反り加減とかがヨナちゃんより浅いかな。でも2Aは高いし着氷も超クリア。そのうちアイスショーかなんかでヨナちゃんと競演する機会があったら、ふたり揃えてこれやってほしいとかちょっと思ってしまいました。
灰原の大好きな豪速ステップは健在。やっぱり上手くなってますねー。スピードがあるのでステップの動きが大きくても滑りきれるんだよな。ローリー・ニコルさん、ミライちゃんの速さを嬉しがって、わざと細かくステップ踏ませてるんじゃないかな。なにしろSPですから、ショートですから、短いのはあたりまえなんですけど「あっもう終わっちゃった」って感じでした。さすが! キスクラでもご本人も満足した笑顔でした。
昨年のミライちゃんは、たしかに技術は凄いんだけど、「小さいのに凄いね!」って思えちゃう部分があって、アンバランスさが魅力でもありました。だけど、今回の演技からはもうあんまり子どもっぽさは感じません。無理に色っぽいスケーティングということでもなく、淡々と大人っぽい滑りになってきていて、アンバランスさはもはやない。ミライちゃんは、この1年で、精神的に、とても大人になったのかもしれませんね。
SP5位に入った松下未留紅選手は、FSの最終滑走グループに進出しました。村元選手はSP8位。FSでは思い切り演技して欲しいですねー。
さて、男子シングルに出場していた佐々木彰生選手は、フリー終わって総合4位! 表彰台まであとちょっとの位置まで頑張りました。プロトコルを見ると、ちょっとミスが出たみたいなんですが、それでもこの順位に入るのは立派! つぎの大会ではクリーンな演技で、頑張って欲しいです。
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