はたして、競技復帰するのかしないのか? ヤグディン選手以上に状況が不分明なかんじになってきたプルシェンコ選手の新しい記事が、『インターナショナルフィギュアスケーティング』誌の公式HPに上がっています。
記事を執筆したのは、例によってのキャスリーン・バングスさん。いつも思うけど、こんなに気前よくHPに記事だの写真だのポンポン載せちゃって、IFSって太っ腹! ありがたいです!
さて、気になるプルシェンコ選手の記事ですが、タイトルは『Plushenko’s Plans: Will He or Won’t He?』。日本語にすると「プルシェンコ選手の復帰計画:彼は戻るのか戻らないのか?」という感じかなあ。さすがバングスさん、この記事には、いままでのロシア発の記事ではいまいちよくわかんなかった、プルシェンコ選手のじっさいの怪我の具合についても書かれています。
記事によれば、7月にドイツで手術をうけたとき、プルシェンコ選手は、氷上練習に戻るのは2ヶ月待つように、と言われていたそうです。しかし彼は、手術後わずか3週間で氷上練習に戻りました。手術した右ひざは却って悪化することになりました。
その後、プルシェンコ選手は、フランスのサントロペ地区でバカンスを過ごしました。バカンスのあいだ、自転車でツーリングを楽しんだり、ローラーブレードを楽しんだりしました。貴重な楽しい休暇は、結果的に、プルシェンコ選手の痛みを倍加することになってしまいました。プルシェンコ選手はふたたびドイツの医者の診断を受けたらしい。そしてその後、ロシアのテレビ局が制作するフィギュアスケートをモチーフにしたバラエティ番組に、出演する契約にサインしたそうです。
ロシアの一部メディアでは、プルシェンコ選手が競技復帰を見送ろうとしているのは、膝の悪化のためではなく、テレビ番組出演のためではないのか……という憶測が流れているようです。
プルシェンコ選手のマネージメントを長年請け負っている、スポーツエージェントAri Zakarian氏は「たしかに、テレビ局からのオファーは金銭的にたいへんに良いものだった」とコメントしています。同時にZakarian氏は「プルシェンコ選手は、現在、競技スケートに戻る準備を最優先にしています」とも語っています。「プロスケーターとして得られるものが、競技スケートで得られるものより多いと思ったなら、彼は引退してプロスケートに専念することでしょう」とも。いま現在エリジブルから引退すると宣言していないという事実こそが、プルシェンコ選手の意思をあらわしていると、言外に言っているかんじです。
しかし、やはりGPSロシア杯へのエントリーは「非常にありそうにない」とのコメント。うーむやっぱりそーかー。ちょっと残念。
ただ、プルシェンコ選手は、いまもヨーロッパ選手権とイエテボリワールドに出場の意志はある、とも、Zakarian氏は語っています。ロシア国内選手権について言及がないのっていったい。国内選手権出なくても代表確定なのかなー。
ヤグディン選手の復帰については、プルシェンコ選手の気持ちを、Zakarian氏はこんなふうに代弁しています。


Zakarian also said that Plushenko welcomes the planned return of 2002 Olympic champion Alexei Yagudin to eligible skating. “He would like to compete against Yagudin once again,” Zakarian said. “Evgeni is in favor of anything that helps bring back Russia’s domination of the sport, and he recognizes that resuming his on-ice rivalry with Yagudin could also increase the overall interest in figure skating.”


プルシェンコ選手は、ヤグディン選手の復帰計画を歓迎している。ロシアがフィギュアスケートの覇権を取り戻すために、どんな試みでも賛成したい気持ちからである。プルシェンコ選手自身、もういちどヤグディン選手と戦えることを、心待ちにしている。また、ヤグディン選手とプルシェンコ選手の復帰の話題が、フィギュアスケートへの関心を高めたとも考えている……。なるほど……。
今回の記事を読んでも、まだいまいち、プルシェンコ選手が本当にヨロ戦から復帰してくるのかどうかも、よくわからないのですが、Zakarian氏の言うとおり、プルシェンコ選手がほんとうに競技会に未練がまったくないなら、とっくにエリジブルに見切りをつけているはずですものね。この記事を読んで、復帰に希望を繋ぎながら、帝王のご帰還をお待ちしよう、と、あらためて灰原は思いました。
それにつけても、プルシェンコ選手の膝の具合、心配ですね。調整を焦っちゃったのかな、痛みがひどくなってしまったようですが。復帰計画をヨロ戦からということで、予定を組み替えるなら、まだまだ治療にかけられる時間はありますから、今度こそ焦らず、じっくり、故障を直して欲しいです。
プルシェンコ選手が戻らないとすると、ロシア杯には誰が飛び込んでくるのかな?





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