採卵決行となると スタッフさん達のテキパキとした対応は、すごいです。

リカバリー室に呼ばれる事も早い事、早い事。

さくっと呼ばれて、

当然採卵は、私ひとりだし、待ち時間もなく

さくっと採卵。


無事終了~~~♪



培養士さんが「3ミリでぇ~~す。」


タンポン詰められながら モニターをガン見!!


卵ちゃんが映ってました!!



タンポンを詰め終わったH先生の手が私のひざの所を「ポンポン」と

軽く叩いていった。

よかったねって言われてる感じでとても安心したなぁ。。。

採卵してよかったって思った。


それが、今回の消毒も採卵も痛みがほとんどなくて

こんなに痛くないのは、初めてだったのでびっくりした。

先生、お上手になりましたね・・・って 上から目線。ブフッ。





採卵後の内診チェックで内診台に上がって待ってると先生が来た。


第一声が

「この子が妊娠・出産までいくと本当に親孝行な子だね。

生まれる前から親孝行だ。卵に呼ばれてきたんじゃない?

案外、こんな時の卵が奇跡の卵になるんだよね。」


「そうですね、奇跡の卵ちゃんになればいいですね!」


「今、成熟卵か確認してるので少し待ってね。

培養士さんも絶妙なタイミングでびっくりしてたよ。」


「そうなんですね。ありがとうございます。」



採卵しても移植までいけずにもう採卵にも希望を失いかけてた

やさぐれた心に先生の言葉が染み込んだ。

なんだかとても勇気づけられた。

なんだかんだと理由をつけて嫌なことから逃げようとしてる自分が

恥ずかしいって思った。


そして、本当に卵ちゃんが呼んでくれたのかもしれないと思った。

台風が上手く反れて、このタイミングで来院出来た事や

のんびり神戸まで焦る気持ちもなく来た事

途中でいつも食べないうどんをのんびり頬張った事など・・・。

今のタイミングで来るように仕向けられたことだったのかも。

それも卵ちゃんに、、、。




その後診察。


「成熟卵でしたよ。」 先生も満面の笑み。


「よかったです。スプレキュアもしてないのによかったぁ~。

こんな事があるんですね。」


「はい、よかったですね。

あと、凍結精子で顕微しますね。それで後の精子は、また凍結しますね。

前回は、再凍結料金を頂いてないですけど・・・

今回も私の独断でいいですよ。

院長は、具合が悪く早退していないので院長にあっても知らん振りしておいて

下さいね~~。」


「ありがとうございます。助かります。

院長には、会いませんから大丈夫です。

それと、主人の精子がもし凍結分がなくなったら手術ですかね?」


「あと3本かぁ、まぁ再凍結で1年くらいは大丈夫でしょう。」


そっか・・・あと1年かぁ。。。

それまでに卒業したいなぁ~~~。


病院を出た時間が6時半前だった。

もう外は、真っ暗。

病院到着から約2時間のあっという間の出来事だった。


中身が濃ゆすぎ・・・。


明日からまた受精・分割確認と続く。

奇跡の卵ちゃんの到来となるのか!!