小学校の保護者と先生へ「いのちと性の話し」 | ははこ助産院【豊中・吹田・北摂】妊娠中から子育て中のははこのまほろば

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1/13お隣の兵庫県伊丹市の小学校にお招きいただき、
「家庭で伝えるいのちと性の話し」という標題で講演をさせていただきました。

この小学校では、毎年この時期に「健康教育参観」というものがあり、1年生から6年生まで健康に関する授業が行われ、保護者が参観をします。
6年間系統立てたカリキュラムを立てることができるので、かなり効果的な授業ができるのではないか思います。

そして、その一貫としての講演ということで、たくさんの保護者の方々と、大半の先生方がご参加くださいました。
このような、参観がある学校なので、先生方の性教育に対する意識が高いことが窺えました。


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現代の社会の変化、取り分け情報化社会の中で、子どもを取り巻く性の問題点は多様化、深刻化しています。

まずは保護者が性についての正しい知識を持ち、現代の性に関する現状と問題点について知ること。
その問題点の原因と対策について。
性教育とは何か。
家庭で伝えられることは何か。
困った時の相談先。
などをお話ししました。

性教育に早すぎることはありません。
年齢に応じて、何気ない日常の中でも話せることはたくさんあります。
ネットや友だちから、誤った情報を得る前に正しい知識を家庭で伝えておくこと。
性交経験年齢ついては、保護者特に母親の影響が大きいこともわかっています。
子どもを守るためには、学校まかせではなく、家庭でしか伝えることができない「いのちの話し」こそが大切なのだと思います。

講演後も、保護者や先生からの質問も多くありました。
中には、大人が「性=いやらしいもの」とする価値観が問題を作り出してしまっていて、当事者には何の問題もないようなこともありました。
やはり、大人から性教育を学んでもらう必要性を感じました。

3学期は「いのちの教育シーズン」です。
毎週、どこかの学校に伺います。
子どもたちに会えることを楽しみしています!