音がある。
   
  

私の中にあるそれを吹いて出すそこに、泳ぎ出るなにものかの力
   
  

私は扉
  
  

世界の全てが、私と同じものであることを、深いところの私は知っている。
   
   

だから、何も恐れることはないんだよ。
   
   

全部、通っていけ。
  
  
  


ある人が言った。
 
龍が付くと、人を人と思わなくなる。
 
キツネが付くと、惑わされる。
  
  

私の龍は、大口を開けて笑う。
  
なんとおおらかに、なんと愉快に、私を運んで、唄うことか。
  
共に唄う幸せを、伝えたい。貴方も一緒に唄おう!!
 
 
キツネは言った。
  
神通力 神止力 
力を抜く事を覚えると、バックに神がつくと
  
 
  
私達は愛されている。
  
いとおしいイトオシイ、辺り中。
 
私が愛する以上に、
 
ずっと、古くから、私のあり方に一喜一憂しながら見ていてくれる雑多な方々は、
 
私にとって、家族以上に家族なんです。
 
 
 
八百万の家族と共に、生きる約束。
 
私は、
 
覚えているよ。
 
 
 
 

昔々
 
木の又のくぼみに留まっていた陽だまりだったときも、
 
鳥の様に飛んでいた時、神として大きな民家の梁に招待されて、

とまるところが汚れていたから遠慮した時も(笑)

  

大男だったときの事も、
 
沢山の雑多な存在と共に
 
別の生き様が私の中にある。
  
 
 
私は、沢山の存在で出来ている。
 
  
  
全部と共に生きたいんです。
  
    
  
この世界の豊かさは、
  
見えない世界に隠されて、
  
この世界の喜びは、聞こえない音の中に隠されて、
  
  
  
私達は全てと共にありながら、全てを知りえない。
  
  
  
  

何一つ、否定せずに愛したい。
  
生まれ落ちた、世界。
  

  
  

何が敵、何が味方、
  
そんなものは無かった。
  
    
  
大空から降ってくる矢、
 
何処に逃げても、
 
どれだけ積み上げても、
 
一瞬先には、消え去る様な、
 
渦を、
 
 

否定しない。
 
 

必要なら受けるしかない。
 
それも、
 
一つの豊かさなのかもしれない。
 
 
 
 

扉を開く
 
私も共謀者です。
 
 
 
 
 
 

ここは、神々の通り道。
 
 
 
どうぞ。
 
私がお通しいたします。