1月21日中日新聞発言で、「孫たちがかっての赤紙のように強制的に戦地に赴くことにならないことを祈る」とありました。私は、この先、そのようなことはないと信じます。
それは、我が国の戦争を顧みると、中国や太平洋の島々等を我が国の領土にしようとして、兵を送り、現地の勢力やその支援国と戦いました。その範囲は広範で、同時に3つも4つもの戦争をして戦力を分散し、攻守とも手薄になったといってよいと思います。こんな大規模な戦いになれば、徴兵、さらに学徒動員まで必要だったと思います。
しかし、かかる戦争は他国を侵略して自国の領土を広げようとする欲得がらみの強奪行為であり、犯罪です。
現行憲法はこれをかたく禁じていますが、憲法改正によっても、この部分は変わらないものと思います。
ならば、この先、多数の兵を動員する戦争を我が国は起こせないので、徴兵の必要は生じないと思います。
それでも、改正憲法には「徴兵制はこれをしない」との条文を入ておきたいものです。