「銭形平次捕物控 棟梁の娘(一)(二)」野村胡堂 | ゆづき24時 2nd

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 く朗読「銭形平次」

「棟梁の娘、ただいま準備中です。

 

雑談 第1回目です。

 

 

「銭形平次捕物控 棟梁の娘」

 

深川熊井町の廻船問屋板倉屋万兵衛、

土蔵の修復が出来上がったお祝い心に、

出入りの棟梁佐太郎を呼んで、

薄寒い後の月を眺めながら、

大川を見晴らした、二階座敷で呑んでおりました。

 

 

てんとうむし

 

 

予告編、登場人物のご紹介です。

 

月見 棟梁の娘 登場人物紹介 月見

 

クローバー 神田の平次

明神下に住む岡っ引き。

通称・銭形平次。

クローバー 八五郎

平次の一の子分。

通称・ガラッ八。

クローバー お靜

 平次の女房。

 

あじさい 板倉屋万兵衛

深川熊井町の廻船問屋の主人。

あじさい お常

万兵衛の妾。

あじさい 幸吉

板倉屋の養子。

あじさい 忠助

板倉屋の番頭。

 

ヒマワリ 佐太郎

板倉屋の蔵の普請をした大工。

ヒマワリ お萩

佐太郎の娘。

ヒマワリ お紺

佐太郎の妹で、お萩の叔母。

ヒマワリ 久治

佐太郎の弟子の大工。

 

黄色い花 石原全竜
板倉屋で起こった不審死の際呼ばれた医者。
 
 
てんとうむし

 

 

 

「棟梁の娘」です。

前回「青い帯」八月十五夜に続き、

再び、九月十三夜お月見から始まるお話。

 

前回は、「(公開月が)八月だから…」

今回は「九月だから…」で選んだわけだけども、

 

実際のところ

八月十五夜、九月十三夜は

旧暦の八月十五日、九月十三日なので、

今の暦でいうと、もうちょっと遅い時期。

 

ちなみに今年2023年は

八月十五夜が9/29(金)

九月十三夜が10/27(金)

だそうです。

 

でもやはり、9月に公開なので

「九月」って言葉の響きを優先して

今回はこのお話にすることにしました。

 

 

今はお月見と言うと

秋の十五夜(中秋の名月)だけですけれど、

九月十三夜は

十五夜に次いで年に二番目に月の美しい日だとかで、

後の月、つまり九月十三夜にもお月見をするのは

日本独特の風習のよう。

どちらか一方しか月見をしないのは「片月見」といって

縁起が悪かったりしたらしい。

 

 

てんとうむし

 

 

ところで、先日2023年の8/31

スーパームーンとかプルームーンとかだったそうで。

今年の8月は、一ヶ月に満月が二回あって

しかも今年一年でいちばん月が大きく見える日だとか。

 

きっとそんなに見えはしないんだろうな〜

と思いつつ、外を見たら…

 

月見えた! 超大きかった! 超明るかった!

 

でも写真には上手く写らない…

 

 

てんとうむし

 

 

ところで、ブルームーンというと思い出すのは、

昔、ブルース・ウィリスが出てたドラマ、

「こちらブルームーン探偵社」

 

面白かったということと、

ブルース・ウィリスとシビル・シェパードが出てたことと、

日本語吹替は、荻島真一さんと浅茅陽子さんだったこと、

あと探偵社だということくらいしかおぼえてないけど、

とにかくおもしろくて大好きだった。

再放送しないかなー。

再放送を切に願います

(大きな声で言ってみた)

 

去年でしたか、

ブルース・ウィリスさんが引退されることがニュースになったとき、

私、街頭インタビューを受けたことがあったのです。

 

ブルース・ウィリス主演の映画といえば?

で咄嗟に出たのは「アルマゲドン」と「フィフス・エレメント」ぐらい。

インタビュー終わった後で、

 

「そうだ!こちらブルームーン探偵社が面白かったんじゃん!」

 

と思い出して小戻りしてまで伝えたところ、その

 

「大好きでした!!」

 

という部分がニュースで流れました。

しかし、帰りの電車の中で

 

「そうだ!映画「シックス・センス」大好きだったのに!!」

 

ということを思い出した。

なぜその場で思い出せなかったんだ…。

しかし、ニュースの中で司会の恵俊彰さん

「ブルース・ウィリスさん、探偵物などにも出てましたよね」

と言ってくださったので、

私の思いは伝わったと思ったのでした。

 

 

超余談でした。

 

 

 

てんとうむし

 

 

 

というわけで 

今回もしばらくお付き合いのほど、

宜しくお願い致します! 

 

次回につづく!猫あたま

 

 

 

てんとうむし

 

 

(一)

【深川熊井町】 ふかがわくまいちょう

現在の江東区永代一丁目あたり。

永代橋付近、大川(隅田川)の東側。

 

【後の月】 のちのつき

八月十五夜に対して、

九月十三夜の月のこと。

 

【大川】 おおかわ
東京都を流れる隅田川の下流部における通称。 

 

【九月十三夜】 くがつじゅうさんや
旧暦の8月15日~16日の十五夜に対して、
旧暦9月13日(新暦では10月の中・下旬)を十三夜といい、
十三夜の月は十五夜に次いで美しいとされた。
 
【洲崎十万坪】 すさきじゅうまんつぼ
現在の江東区千田、千石あたり。
干潟の埋め立てでできた新田があり、
「十万坪」と呼ばれていた。
歌川広重の「名所江戸百景」にもあります。
 
【石見銀山】いわみぎんざん
戦国時代後期から江戸時代前期にかけて
最盛期を迎えた日本最大の銀山。
島根県大田市。現在は閉山。
同じ石見国にあった旧笹ヶ谷鉱山で銅を採掘した際に、
ヒ素化合物を大量に含んだ砒石が産出し、
それを焼成し細かく砕いたものを、殺鼠剤とした。
実際の「石見銀山」では産出されなかったが、
その知名度の高さにあやかるため「岩見銀山」と呼んだ。
毒薬として落語・歌舞伎・怪談などにも登場する。
 
(二)

【町役人(ちょうやくにん)】 ちょうやくにん
長屋で集団生活をおくる町人たちの中から、
身分的には同じ町人でありながら、町奉行支配のもとで、

町の自治を担った人。
町年寄りの下に、町名主・月行事・書役・家持・家主などがいる。
「町役人(まちやくにん)」と読んだ場合は、

町奉行所の役人のことを指す。

 
傷寒論 しょうかんろん
中国医学の古典。
後漢末期~三国時代頃、張仲景が編纂した。
 
 
 
 

 

 
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