幸いにして娘は勉強好きに育ちました。

幸いにしてと書きましたが、これはたまたまではなく、ある程度、親としての接し方と家庭環境の作り方で形成されたものだと思います。

 

とはいえ、再現性がある話なのかわかりませんし、子どもの個性や性格によっても違うと思うので、一般化はしにくい話かなと思います。そういう意味で、どうなるかわからない中で育てた感覚はあり、幸いにして、という気持ちです。

 

勉強が好きであれば、あとはしっかり勉強時間を積んでいけば成績が伸びると思うので、あとは勉強以外に何か打ち込むものを見つけられると良いなと思っています。もちろん、これから勉強で挫折したり、苦手分野でつまずいたりする可能性もあるのですが、そこを乗り越えるメンタルや試行錯誤力(学ぶ力)を高める上でも勉強以外の何かの取り組みが重要なんじゃないかと思っています。

 

これまで水泳やピアノなどもやってきてはいますが、水泳はコロナでお休み、ピアノは続けてはいるものの、そこまですごいわけではない(頑張っていますが)。

 

本人はテニスにも興味はあるみたいですが、コロナ禍の中で新たに始めるのもなぁ、と思い何もできていません。一旦、中学受験最優先で4年以降はスポーツや習い事などやる余裕はないかな、とも思っていました。

 

このまま勉強一本に絞っていた先に何が待っているだろうか?

本当に超トップ層となって勉強でもほぼ誰にも負けないレベルまで行くでしょうか?さすがにそうはならないでしょう。どうやっても勝てない相手はいるものですし、自分よりも勉強してなさそうなのにできる子にも出会うでしょう。

 

そんな時に、勉強以外の何かにも打ち込んでいられると、自分にはこれがある、と思えるんじゃないかなと思います。

 

自分にはこれがある、と思えるもの。

何だろう?自分の場合には、音楽とあるスポーツでした。

勉強ができるだけじゃなくて、音楽にそこそこ詳しい、あるスポーツもそこそこできる、といった程度でしたが、そのそこそこできるが、勉強以外何も取り柄がないよりも心の救いになった気がします。

 

ピアノでも絵でも書道でも囲碁でも将棋でもなんでも良いと思うのですが、コロナ感染のリスクを回避ながら取り組める何か、を考えてみたいと思います。

 

無理に見つける必要もないと思っているので、中学入学後に部活とかで取り組めば良いとも思っていますが、部活の中でも輝けるように得意なこと、好きなことの芽を今のうちから意識できると良いのかなと思っています。

 

本来は、本人が自然と興味を持ってのめりこんでいくものがあれば良いと思いますし、親が仕向けるようなものでもないと思うのですが、興味の導線ぐらいは引いてみたいと思います。

 

藤井聡太棋聖の影響もあり、囲碁は知育の文脈でも人気みたいなので、流れに乗る感じなのもちょっと抵抗あるのですが笑、以前から、はな丸の高濱先生やグロービスの堀代表なんかも囲碁推しなので、ずっと気になっていました。私も老後の嗜みとして囲碁を覚えても良いかもなと思っており、まず自分で勉強してみようかなと思っています。