1052人の編集者が惚れた著者の最新刊です。

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あかん!

 

 

本日のめぐりがよくなる本は

女性の膝ばかりが気になって気になって

別のところのめぐりが良くなってしまう・・

 

 

そのような本ではありません(笑)

中谷彰宏さんの通算1052冊目の著書です。

 

商業出版の場合、世の中にはゴマンと企画があって

それが出版社や編集者の元に届きます。

まずは編集者が惚れる企画でないと商業出版への道は険しい。

編集者が惚れた企画でも、出版社の営業サイドで

ボツになる企画もゴマンとあります。

そして出版されたとしても、書店が少なくなっているなかで

多くの本が数日書店に並べられて返本の運命となります。

 

そんな厳しい世界で1052冊です。

1人の編集者が複数冊、編集されているとしても

中谷さんに惚れた編集者がのべで1052人いるわけです。

 

逆にいえば、中谷さんの本を読まれてその良さや魅力が

発見できないのであれば、自分の眼はフシ穴か?と疑っても

いいと思います(笑)

 

冒頭に「この本は、3人のために書きました。」とあります。

 

1.色気を出そうとしたら、いやらしいと言われた人。

2.色気のお手本がまわりにいなくて、色気がわからない人。

3.おじさんではなく、大人になりたい人。

 

では、ちょっと気になったところをピックアップしてみましょう。

 

・「いいね」を集めようとした時点で、マジョリティーに

入っていきます。みんなと同じようにすると「いいね」と

言われます。みんなと違うと「死ね」と言われます。

違いを恐れていては、色気は出ないのです。

 

・まずは、自分の好きなものを信じることです。

何を自分の神様に持ってきてもいいのです。

それがその人の自信になり、色気になっていくのです。

 

・他者から何かをしてもらおうと思うと、ハリは生まれません。

他者に何かをしてあげようと思う時にハリが生まれるのです。

仕事を通して職人的な生き方をしていくことで、自由と

開放感を得られます。

他者から何かをしてもらおうと思っていると、束縛と閉塞感しか

生まれません。

 

・話したいと思っている上司の話は、部下は聞きたくありません。

 

・色気のない人は、「これをしたら得、これをしたら損」と

すべてムダなく生きています。損得の軸できっちり分けているので、

わけりやすいです。お金のために生きている人は、簡単につき

あえるのです。好き嫌いで生きてる人はなかなか手ごわいです。

損得の放棄が色気になるのです。

 

・「色気のある人」と「詐欺師」には自信があります。

「一発逆転を狙う人」には自信がありません。

この自信のなさを詐欺師がだますといおう構造になっています。

詐欺師は、人をだますために、コツコツしています。

そうしないと、だませないからです。

一発逆転を狙う人は、コツコツが嫌いです。

 

ページをめくるたびに、ハッとさせられたり、うなったりと、

中谷彰宏ワールド全開です。

 

 

by カエレバ

山下達郎のサンデー・ソングブック

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一昨日、書店の前を通りかかったら

ページも開かずに「ジャケ買い」してしまいました。

 

 

だってだって

・『山下達郎のサンデー・ソングブック』25周年記念

・山下達郎さんの表紙

・ブルータス

 

この3点が揃えばジャケ買いでしょ。

 

人の出会いと本との出会いで人は成長できる。

 

これは「読書のすすめ」の清水店長の至言。

ドクスメに並ぶ本にはジャンルがない。

絵本であれ写真集であれ児童書であれ

一歩踏み出せたり、元気がもらえる本なら

ジャンルは関係ないからね。

そこには楽しい本との出会いが生まれる。

児童書は子どもが読むものだとかの思い込み

そんな枠組みを壊してくれるから

今まで読んだことのない本との出会いが誕生する。

 

毎週日曜日のラジオ番組

『山下達郎のサンデー・ソングブック』

山下さんが紹介してくれる音楽にジャンルの垣根がない。

昭和歌謡もあればジャズもある。

それも6万枚の個人コクレクションからの選曲。

僕にとっては音楽との新たな出会いをつくってくれる

貴重なラジオ番組なのだ。

 

 

 

山下達郎さんの番組への想いを語った9ページの

インタビューや大滝詠一さんとの「新春放談」は必読!

 

人の出会いも

本との出会いも

音楽との出会いも

ジャンルという枠を超えてこそ

本当の楽しさが待っているのだ!

 

 

by カエレバ

貧乏花見

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今年の桜前線は例年よりは駆け足でしたね

もう数日すると入学式。

それまでは少し桜の花にも我慢してもらって

枝にしがみついていてほしいものです。

 

 

数日前、近所の親水緑道では早朝から

シートを敷いてお花見の場所取りをしていました。

整然と敷いている様子から、毎年この季節を

この場所で楽しみにされているんでしょう。

 

上方落語に「貧乏花見」という落語があります。

この落語は大正時代に東京に移され「長屋の花見」と

題して口演されてるお噺。

落語に登場するくらいですから、お花見の歴史は相当な

もんやろなーと調べてみたら奈良時代からだとか。

お花見には千年以上の歴史があるんですね。

 

桂米朝さんの「貧乏花見」には家賃って何?

家賃?長いこと払ってないな〜と、とぼける長屋の

住人がみんなでお花見に行くお話。

お酒を買う金が無いから、お茶持って、

周りが酒盛りなら、うちらは茶か盛りやと盛り上がる(笑)

でもお花見にはええ着物(べべ)着て来てる人も

いるから、長屋の住人はついひがむ気持ちもでてくる。

 

乙「ええ、えらい違いやなあ。おい。親子二人で百円からの

ものを体へつけて、ご馳走持って花見に行く奴があるかと

思たら、二人合わして十五銭になら着物着て、それ見て

ぼやいている奴がある。おらもういやなってきた」

 

甲「もうそんな情けないこと言いないな。あの人らはやな、

先の生でええことしはったんやさかい、今はええ夢を

見てると思てたらええのや。とかくこの世は夢の世の中やで。

ええ夢を見てはるてなもんや」

 

乙「ほな、わいら、年中悪夢におそわれてるのんか」

 

甲「もう、そんな心細いこと言い無いな、お前。

人間、気の持ちようやで、気で気を養うちゅうことが

でけなあかんなぁ。花見に行きたかったら行ったらええねん、

木戸銭要れへん。花ただや、見に行きいな」

 

乙「見に行きいな言うたかて、お前・・こんな格好で」

 

甲「こんな格好ちゅうたかて、花見に行くのやないかいな。

着物を見せに行くのやないがな。ええ着物着て行こうが、

ぼろさげて行こうが、花は咲きよう変わらへんがな。

花を見に行くのやがな」

 

米朝落語全集増補改訂版 第六巻「貧乏花見」より

 

 

 

 

ボロは着ててもココロは錦

 

ここに登場する長屋の住人は、どんなにみすぼらしくとも

「人間、気の持ちようやで、気で気を養うちゅう」と

気持ちまでは絶対腐らない、この心意気。

 

これまで桂米朝さんが口演されてきた噺が

収められていますから、落語好きにとってはたまりません。

この全集の一番の魅力は桂米朝さんの解説です。

すべての噺に米朝さんの丁寧な解説が記されています。

「貧乏花見」の解説の最後を米朝さんはこう締めくくります。

 

しかしこの、バイタリティあふれる陽気で洒落のめした

長屋の連中さんに、私は不遇時代、ずいぶん励まされたものでした。

「お前、何をくよくよしてるねん。考えたかてしょうがないか。

陽気に行け、陽気に。明日は明日の風が吹くわい。

いざとなったら度胸据えてしまえ」と・・。

 

落語家が励まされた噺。

「貧乏花見」に限らず、忘れちゃいけないことを

落語はいっぱい教えてくれます。そのうえ笑いも付けて。

 

「落語は人間の業の肯定」は立川談志さんの至言。

 

落語を聴くだけではもったいない。

落語を読む。

この米朝全集〈全八巻〉はおすすめ。

噺のお題の五十音順に第一巻から収められています。

「貧乏花見」の他には第六巻には「初天神」や「はてなの茶碗」

「百年目」らの21編が堪能できますよ。

 

 

 

by カエレバ

幸せを呼ぶ 日本のしきたり

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昨日は編集者・美里さんからの提案で

九段下からお花見しながらの打合せウォーキング。

 

夕暮れのなかで、桜がボードのふたりを

やさしく見守っています。

 

 

桜の木には木花咲耶姫(このはなさくやひめ)

という、とても美しい神様が宿っているといわ

ます。桜の木の下で楽しく宴をしていると、

この神様が参加者の間に和みの心を呼び覚まし

親交深めてくれます。

 

木花咲耶姫は機織りの守護神でもあります。

機織りとは糸を編むことですから、木花咲耶姫

人と人との縁や絆も結んでくれるのではない

でしょうか。

ちなみに、「絆」という漢字は「糸」が「半」

と書きます。これは半分ずつになっている相

手の糸と自分の糸とを結び、完全なひとつの糸

にすることだと私は解釈しています。

糸は意図に通じます。そしてその糸をしっかり

みつないでいくことが、日々の「営み(糸

編み)」ではないかと思うのです。

 

家族や友人、会社や学校のお仲間など、親交を

めたい人とぜひお花見に出かけましょう。

日本人の根っこに心が生き生きと甦ると共に、

間関係の輪が広がることでしょう。

「幸せを呼ぶ 日本のしきたり」より

 

 

今年の4月6日金曜日は二十四節氣では「清明

(せいめい)」。この本では「清明の日には、

掃除をする」の見出しで次のように書かれて

います。

 

四月四日頃は二十四節氣のひとつ「清明」で

す。「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」の

略で、この時期は万物に清らかな氣があるれ

ます。清める力が極まっている時節なのです。

そこでこの日は身のまわりの整理・整頓・清

掃をしましょう。

「幸せを呼ぶ 日本のしきたり」より

 

自然の循環のなかで暮らしている私たちは

自然の一部です。

自然の暦ともいえる二十四節氣を知り

活かしていくことは、より自然と仲良く

なることだと思うのです。

 

編集者・美里さんとの桜の下で打合せウォ

ーキングは盛り上がり、約7キロも歩いてい

ました。これも木花咲耶姫のおかげです。

 

今日もめぐりがよくなる本のご紹介が

できました。ごきげんよう。

 

by カエレバ

マスターの教え

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「マスターの教え」90年前近くに発売されましたが

当時の出版社はすでに無く、著者のジョン・

マクドナルドの資料もありません。

存在するのは「マスターの教え」という物語だけ。

 

日本で最初に発売されたときのタイトルは「運

命の貴族となるために」。そのあと新装版「マ

スターの教え」が出版されました。

僕の手元にあるのはそのときのもの。

購入してから15年が経過しています。

ご覧のようにボロボロです。

 

 

私はあなた方と少しも変わらないただの普通の人間です。

世間では私のことをマスターと呼んでいます。

そして、それは実際にそのとおりなのですが、

私は人生の環境と状況をどのように支配するか

を学んで知っているだけです。

私は誰もが自分の中に持っている力を開発しただけなのです。

        「マスターの教え」より

 

 

斎藤一人さんもおすすめされてましたが、

読むすすめるうちに物語に登場するマスター

が斎藤一人さんに重ねってきます。

 

たった1つの法則。

 

読めば読むほど深くて深い

シンプルで短い物語。

 

だからこそ、

そこには真理が隠れているのです。

 

 

by カエレバ

この作品はオーディオブックの音声で
スマホや車の中で繰り返して聴くのもおすすめです!

     ↓  ↓  ↓
by カエレバ