「HAGAKURE」from 「CINEMA」 | 「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

「HAGAKURE」from 「CINEMA」

この物語はパソコンでブログテーマ一覧の「葉隠とのご縁」en をクリックしていただければ
連載ものとしてまとめて読みやすくなっております。 下から上にとやや面倒ですが(笑)





映画「ゴーストドッグ」より

映画の中でフォレスト・ウィテカー演じる「ゴーストドッグ」という一匹狼の殺し屋が
バイブルとして愛読していたのが英訳された「HAGAKURE」でした。

劇中、葉隠の中で最も有名な一節
「武士道といふは 死ぬことと見付けたり」(葉隠聞書第1)を
「The way of the SAMURAI is found in death」という訳で

フォレスト・ウィテカーが映像にあわせてゆっくりと語っているシーンがあまりにも印象的で
映画を観た翌日、当時まだ別の会社で働いていたseichan(葉隠1716デザイナー)
にその話をしたのを今でもはっきり覚えています。

その後、seichanがその会社を辞める事になり、一応オレゴンに8年滞在していた彼は
帰国子女?なのでブックセンターの洋書コーナーで英語版「HAGAKURE」
みつけ餞別にとその本を贈ったのでした。



それから暫くして今度はseichanからそのお返しにと
「小説 山本常朝 葉隠入門」(人物文庫・童門冬二著)という
葉隠に関する本を頂いたのでありました。

この9年前のやりとりが今現在の行い
「葉隠1716」
に繋がっていくとは当時は想像もつきませんでした。

つづく