週末は、久しぶりに、上野の国立西洋美術館に行ってきた。鑑賞した作品のうち、気に入ったものを掲載しておく。
オーギュスト・ロダン「地獄の門」
エミール゠アントワーヌ・ブールデル
「弓をひくヘラクレス」
仁王像のような素晴らしい躍動感。
オーギュスト・ロダン「カレーの市民」
この有名な作品は、1347年のカレー包囲戦の出来事(降伏条件が市民六名の処刑とされた)に基づいて作られている。入館してすぐの部屋にあったロダンの「説教する洗礼者ヨハネ」も良かったが、撮影するのを忘れてしまった。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ&工房
「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」
ルカス・クラーナハ(父)「ホロフェルネスの首を持つユディト」
エル・グレコ「十字架のキリスト」
ピーテル・ブリューゲル(子)「鳥罠のある冬景色」
グイド・レーニ「ルクレティア」
ルクレティアは、伝承によれば、古代ローマ時代、初代コンスルのタルクィニウス・コッラーティヌスの妻。ローマ王の息子セクトゥス・タルクィニウスによる陵辱を恥じて、短剣で胸を突いて自害した。この事件は王政に対する反感を盛りあげ、ローマが共和制に移行するきっかけとなった、という。
コルネリス・デ・ヘーム「果物籠のある静物」
フランドルの静物画は、緻密にして華麗、かつ落ち着いていて、私は好みである。
ペーテル・パウル・ルーベンス「豊穣」
ジャン=マルク・ナティエ
「マリー=アンリエット・ベルトロ・ド・プレヌフ夫人の肖像」
アンリ・ファンタン=ラトゥール
「花と果物、ワイン容れのある静物」
ピエール=オーギュスト・ルノワール
「アルジェリア風のパリの女たち」
ピエール=オーギュスト・ルノワール
「帽子の女」
クロード・モネ「雪のアルジャントゥイユ」
クロード・モネ「睡蓮」
クロード・モネ「セーヌ河の朝」
当たり前の話かもしれないが、モネの作品は、写真で見るより、実際に見に行ったほうが、はるかに美しい。
アリスティード・マイヨール「花の冠」
ジョン・エヴァレット・ミレイ「あひるの子」
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「愛の杯」
パブロ・ピカソ「小さな丸帽子を被って座る女性」
フェルナン・レジェ「赤い鶏と青い空」
中庭
コロナで長らく美術館も行くことがなかったので、新鮮で良かった。お昼は外苑前でいただいた。