2006-03-24 19:17:21

『ぼくとオペラハウス』

テーマ:べんきょうになりました(?)

アンドレア・ホイヤー、宮原峠子訳

『ぼくとオペラハウス』

個人的お気に入り度:★★★


Andrea Hoyer, 宮原 峠子, アンドレア ホイヤー
ぼくとオペラハウス


クリスマス前のある日、
「ぼく」 はおじいちゃんにオペラを見に連れて行ってもらう。


演目はエンゲルベルト・フンパーディンクの

『ヘンゼルとグレーテル』 。


幕が開く前の序曲、がらりと変わる舞台に感心し、

幕間にはオーケストラピットや、

プロンプターの隠れている箱のことなどを教えてもらう。


おじいちゃんは最近までこのオペラハウスの舞台美術家だったので、

楽屋にも顔パスなのだ。


そこでぼくは、舞台が終わってから、

魔法使いのおばあさんの役だったおじさん(!)に会ったり、

大道具や小道具、衣装部に背景を描くアトリエ、

舞台の奈落、製作者たちの会議室と、
舞台裏をすみずみまで見学するのだった。

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オペラハウスを本当に訪れ、見学したような気分になれる絵本。

絵がこまかくて、

すみずみまで眺めるのが楽しい。


私は、3年間ほど、月に1、2回市民向け声楽講座で

練習していたことがあるのだが、

自慢にならないがオペラのことを全然知らないので、

ちょっと勉強しなくちゃなあと改めて思ったのだった。



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2005-12-13 19:34:42

『いつ寝るの?』

テーマ:べんきょうになりました(?)

高田勝、叶内拓哉写真

『いつ寝るの?』

個人的お気に入り度:★★★


高田 勝, 叶内 拓哉
いつ寝るの?


つよしとてるひろは、てるひろのお兄さんに

キャンプに連れて行ってもらう。


お兄さんと夜の林を歩いたり、

木に化けて(木化けというらしい)林の動物を間近に観察したり、

早朝に野鳥を観察したりする。


観察しながら、主に鳥たちについて、

どんな格好で眠るのか、どこで寝るのかといった話をする。

そのお話に写真をつけた、写真絵本。


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鳥が枝に止まって寝ても落ちないのは、

脚の後ろ側の腱が伸びてかたくなり、

指がしっかりと枝をとらえるようにできているからだそうだ。

勉強になった。


科学の本なのにストーリーになっていて、

ふたりの子どももいきいきとえがかれていて、

オチ?もあるところがおもしろいと思った。


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2005-11-17 19:46:40

『虫をたおすキノコ』

テーマ:べんきょうになりました(?)

吉見昭一『虫をたおすキノコ』

個人的お気に入り度:★★★


タイトルが衝撃的で、思わず手に取ったら、
冬虫夏草についての本だった。

冬虫夏草はキノコの仲間で、

昆虫やクモについて養分を奪い、

タイトルの通り、その虫を倒して、地上に生えてくる。

根には虫の死がいが残っているため、

虫がそのまま草になったようにも見える。


クモタケやセミタケ、カメムシタケ、ハチタケなど、

倒して養分にする虫によって名前がついているようだ。

(著者が名づけたのかな?)


登場する丸西さん親子は母と娘で、

4年にわたって毎週山登りをして、

アリタケの発生について調べたという。

なんという根気の良さ。


冬虫夏草は、虫の立場からしたら病気だそうで

(菌類だもんなあ)、

人間を倒して寄生する「ヒトタケ」なんていうのが

なくてよかったなあと1人ほっとしたりしたのであった。


84年に出版された本なので、

最近は冬虫夏草についてもっとよくわかってきていて、

新しい本が出たりしているのかもしれない。


吉見 昭一
虫をたおすキノコ―冬虫夏草
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2005-10-06 19:28:59

『どうぶつのきたないもの学』

テーマ:べんきょうになりました(?)

シルビア・ブランゼイ、ジャック・キーリー絵、

藤田紘一郎、劉優美子共訳

『どうぶつのきたないもの学』

個人的お気に入り度:★★★


シルビア ブランゼイ, Sylvia Branzei, 藤田 紘一郎, 劉 優貴子
どうぶつのきたないもの学


排泄物やら、粘液やらのことや、吸血動物に粘菌など、

「きたないもの」 が大好物だったり、

存在自体がねばねば、ぐちゃぐちゃした生きものについて、

アメリカの漫画っぽい絵と、

結構ボリュームのある文で紹介する絵本。


この絵本を読むまで、

シロアリがおならをするなんて、

考えてもみなかった。

食べた木を消化するための微生物がガスを出すらしい。

勉強になった。


他にも、

食べ物に消化液を吐き出して溶かしてから食べるハエ、

胃を獲物に吐き出して消化するヒトデ、

毛玉を吐き出すネコやフクロウ、

ヒルやダニなどなどの血を吸う動物、
うんちのさまざまな呼び名(英語)、

犬の食フンに、フンコロガシ。


なんと、「ウ○○クッキー」や、「にせものの血」の

作り方まで載っている。

血はともかく、クッキーを作る読者は

さすがにいないだろうなあ。(わからないが)

もう、これでもか! というぐらい、

不気味なもの、気持ち悪いもの、汚らしいものの

てんこ盛り。

しかし、「きたないもの」 には何だかひかれてしまう。


「子どもは汚いものの話が好き」 とよく言うし、

バスなんかでも運賃ときくと

「うんち」を連発する子は絶えないが、


実は大人だって、我慢しているだけで、

本当はまだちょっと興味があるという人も

意外と多いのではないだろうか。
(私がそうだからそう思うだけかもしれないし、

心底いやって人も多いだろうが)


しかし、勉強した内容を人に話す機会が

なかなかなさそうなのが、ちょっと残念ではある。


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2005-09-02 19:50:32

『レモンをお金にかえる法』

テーマ:べんきょうになりました(?)

ルイズ・アームストロング、ビル・バッソ絵

佐和隆光訳

『レモンをお金にかえる法』

個人的お気に入り度:★★★


「経済学入門の巻」とあるけど、経済全体というより、

会社の経営についてのことが主。


夏休みに子どもが庭先でひらくことがある
レモネード・ショップの経営を通して、
会社の経営についての大雑把な知識を教えてくれる本。

「きみ」は夏の間のお小遣い稼ぎに、

レモネードショップを始める。


レモンをしぼるために友人のジョニーを雇ったら、

仕事が大変なのに低賃金なので彼はストを起こし、

それではと仕事を楽にするためにジューサーを導入するが、

その結果労働力がいらなくなり、ジョニーはクビに。


失業したジョニーは自力でレモネード屋をひらき、

競合他社になるのだった。



労働争議あり、合併ありで、

たかがレモネードショップとあなどれない内容。


ボリュームはそれほどなく、会社経営の入り口の入り口、

といった感じの絵本なので、

既にこの程度の知識がある人にとっては勉強というより、

レモネードショップで本格的な会社と同じことが起こるようすに

にやりとして楽しむ、という用途になりそう。



絵も風刺漫画で有名な人(?)みたいで楽しい。



アマゾンのこの本の商品紹介ページの

「この本を買った人はこんな本も買っています」

には、大人向けの経済書・仕事関係のハウツー本が並んでいて

興味深い。


こちらは子どもと一緒に勉強するためで、

自分用にはそれら別の本を買ったのかな?


ルイズ・アームストロング, ビル・バッソ, 佐和 隆光
新装版 レモンをお金にかえる法
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2005-08-23 22:38:20

『リネアの小さな庭』

テーマ:べんきょうになりました(?)

クリスティーナ・ビョルク、レーナ・アンデション絵

山梨幹子訳

『リネアの小さな庭』

個人的お気に入り度:★★★


リネアという女の子を語り手として、

家の中でちいさな植物を育てる楽しみと、

実際に育ててみるための知識を教えてくれる絵本。


食べ終わったオレンジやメロンなどのフルーツや、

アボガド、ピーマンなどの種をうえて発芽させたり、

にんにくや人参、ビーツなどを一部とっておいて育てたり、


何種類かの豆が発芽するスピードや、伸びる速さを競わせる

「豆のオリンピック」、
密閉したビンの中に土と植物を入れて水のサイクルを調べたりと、

理科の実験的なことも書かれている。

『リネアの12か月』とちがい励まされたのは、

いくつかのページで

「うまくいけばもっと育つはずなのに、私のはダメでした」
と書いてあるところ。


そうか、園芸好きの女の子でも失敗するんだ。


園芸をしている方にしてみれば当たり前のことなのかもしれないが、

私は時々思い立ってやって、失敗していやになってやめる、

のくり返しなので、

こうしてときどきは失敗するものなんだよと

きちんと書いてあると、それだけで、

自分だけじゃないのか、と慰められる。


またマイブームが到来して園芸をする気になったら、

この本に載っていたアボガド

(1mぐらいまで育つらしい。実はつかないのだろうけど)

と、にんにく(生えてきた葉を食べる。おいしそう)

は是非やってみたいと思っている。

クリスティーナ ビョルク, Christina Bjork, Lena Anderson, 山梨 幹子, レーナ アンデション
リネアの小さな庭
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2005-08-22 19:00:25

『だんご博士の観察記』

テーマ:べんきょうになりました(?)

松岡建英

『だんご博士の観察記』

個人的お気に入り度:★★★


研究が大好きなダンゴムシのだんご博士が、

四季折々の生き物を観察した日記の体裁をとった絵本。


クルミの殻の研究室で調べ物をしたり、

ビンのふたで観察船をつくったり、

カナブンやかたつむりの背中に乗って遠出したり、

といったエピソードはもちろん創作だけど楽しいし、


観察の方はギフチョウの幼虫、カエルの産卵、

水中の虫たちの呼吸法、ヤマボウシやユリノキの花、

キアゲハの羽化、胞子を吹きだすホコリタケ、などなど、

多岐に渡っていて、大人が読んでも結構読みごたえがあり、

勉強になった。


新潟の、川口町の近くの

二子山がおもな舞台になっている。


絵も文もボリュームたっぷり。

松岡 達英
だんご博士の観察記
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2005-06-17 19:35:35

『砂漠の世界』

テーマ:べんきょうになりました(?)

片平孝

『砂漠の世界』

個人的お気に入り度:★★★


「科学のアルバム」シリーズ。


砂漠というと、サハラのような砂砂漠を

まっさきに思い浮かべてしまうが、

世界の砂漠の大部分は岩石砂漠で・・というのを

昔学校でも教わったのを、久々に思い出した。

アメリカ(合衆国)の砂漠の写真が

結構多く登場していて(おおよその面積も地図でわかる)、

意外に砂漠が多い国なのだなあと思った。

砂砂漠で、風が一方向に吹いてできる低い砂丘を

「バルハン型砂丘」、

風があらゆる方向から吹くので移動しにくい砂丘を

「星型砂丘」 と呼ぶそうだ。

表紙の写真は星型砂丘。

(私が読んだのは古い本で、違う表紙だった)


大きくゆったりとしたカーブを描く稜線が美しい。


著者: 片平 孝
タイトル: 砂漠の世界
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2005-05-05 20:57:00

『なんでもかけちゃうよ!!』

テーマ:べんきょうになりました(?)

エド・エンバリー、横山直子日本版文字

『エンバリーおじさんの絵かき絵本3

 なんでもかけちゃうよ!!』

個人的お気に入り度:★★★

 

原語版(ソフトカバー)をもっている。

 

車、飛行機、動物、人など、

円や三角や線などのカンタンな図形の組み合わせで

いろいろなものを描くための「描きかた帳」。

順番どおりに描いていくだけで、

絵が上手じゃなくても気軽に絵を描いて楽しめる。

画期的。

 

小さい頃にうちに文庫サイズの似たような本があり、

(父が子どもの頃からあったような、相当古い品)

失くしてしまってとても後悔していた。

だからこの絵本を見つけたときはとてもうれしかった。

 

でも手に入れたことで満足してしまい、

実はまだあまり描いていなかったりする。 

 

著者: エド エンバリー, Edward R. Emberley, 横山 直子
タイトル: なんでもかけちゃうよ

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('05.5.20追記)

iiko-nori さんのブログで、

この本を描いたエド・エンバリーの絵がついた

赤ちゃん用のカッパがあると知った。

(「通販です。 」 )

 

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2005-05-02 19:39:54

『決定版!超カンタン速読入門』

テーマ:べんきょうになりました(?)

寺田晶嗣、玉城博正

『決定版!超カンタン速読入門』

個人的お気に入り度:★★★


中学生くらいを対象に想定した、速読の入門書。

こども向きの本だが、大人でも十分役に立ちそうに思った。


全体が3つの段階に分かれている。

それぞれにイメージトレーニング、眼を動かす練習、

文を読む練習、脳の能力を高める簡単なゲームなどがあり、

段階が進むとやや難しくなる。


文字を追わない、ページ全体をとらえる練習と、

できるだけ早くすべての文字を読む練習とを

それぞれの段階で並行して行なう。

一見相反する訓練だが、段階が上になるほど、

それらは似てくるというのだ。

理想は視野を広くたもちながらも集中して読めることで、

それが本を読むのにベストな状態。


「脳力」アップトレーニングは、

5つくらいの中から1つだけちがう数字を見つけたり、

ばらばらの文字を並べ替えたりといったゲーム的なもの。

簡単だと思っていたが、最後のステップのは結構難しかった。

自分の頭のかたさがよくわかった。


もう少し早く読めるようになりたいのだが、

早く読む訓練自体はゆっくりあせらず、がいいかもしれない。 

というわけで私の読むスピードがアップすることで

この本の効果のほどを証明できる日は、

まだまだ先になりそう^^;

 


著者: 寺田 昌嗣, 玉城 博正
タイトル: 決定版!超カンタン速読入門―キミもこれで読書の達人
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