こんにちは、ご覧いただきありがとうございます
さて、今日は前回の保育士実技の音楽対策に引き続き、造形対策について書きたいと思います！
といっても、絵は得意な方なので、どうにでもなるだろう
くらいに思ってました。
が、「絵が得意な人でも、ちゃんと練習しておかないと痛い目を見る」という（ネット上の）先人たちの言葉に従い、きっちり練習することに
造形の試験時間は４５分
試験中に机上に置けるのは次の物のみ。
①鉛筆またはシャープペンシル（HB～２B）
②色鉛筆（12～24色程度）
③消しゴム
④腕時計
※①～④において「人物の形をしたイラスト入りのもの」は使用不可。
以上を踏まえたうえで、まずはネットパトロールです！
「保育士試験 実技 造形 合格作品」で検索をかけるとたくさんの画像が見れます
エンゼルカレッジさんのHPには合格作品を再現した上に、その方の合格点数までの載せてくれているので、とても参考になりました。
過去の偉人たちの作品を一通り拝見し、傾向を掴んだら早速実践
実技対策本の事例に沿った作品をとりあえず描いてみました！
感想は…
時間が全然足りないやないかーい
構図どうしようかな～とか悠長に考えてたら、絶対に時間が足りない
２～３枚事例を描いて、私が導きだした個人的な最適解はこちら↓
①構図決め５分（背景は簡単に、場面によって何を描くかあらかじめ決めておく）
②下描き ５分
③色塗り 30分（実際は、下書きを補強していく感じで塗りました。下書き＋色塗り＝35分以内という感じ）
④仕上げ ５分（出来た！と思った所から見直して、影を濃くしたり、粗く塗った所を整えたり、お題の描き漏れがないか再チェックしました）
あくまで目安ですが、短くなることはあっても、オーバーはしないように心がけ、対策本の事例１０題をとりあえず描きました。
描きはしたのですが、当時０歳の母しか受け付けない末っ子の相手をしながら、
４５分間ぶっ続けで練習する時間を捻出するのが地味に大変でした
なので、構図決めと下描き10分でいったん切り上げ、
また手が空いたら、色塗り…５分でまた中断。と、時間を計りつつ、途切れ途切れで描きあげ…
子どもと一緒に寝落ちしなかった日はチャンスとばかりに４５分がっつり使い、時間の感覚を掴めるよう練習しました。
ちなみに試験の持ち物に鉛筆（シャープペンシル）とありますが、
これは下描き用ではなく、名前を書く時にしか使いませんでした。
じゃあ下描きは？というと、多分慣例的に、目立たない色で下描きして、色塗りで調整していく、といった感じだと思います。（あくまで私調べです）
私は橙色、薄茶あたりを下描きの色と決めて描きました。
下描きに使う色だけではなく、人物の髪色、服の色、背景の物（室内ならカーテンやおもちゃ、外なら遊具やフェンス、木々などetc)の色もあらかじめ決めておくと、更に時間短縮できるかと思います。
とにかく、迷っている時間無駄です
試験で出題されるお題は、今までは過去問と被ったことはありません。
が、室内かホールかはたまた屋外か、背景のパターンは過去問から掴めるかと思います。
過去にどんなお題が出題されているかさらっと確認しつつ、例題として描いてみるのも良い練習になりますよ。
さらに…
神様みたいな方々が予想問題を作ってくれていたりします！！
「保育士試験 実技 造形 予想問題」で検索かけて、手当たり次第描けば、かなり自信がつくかと思います！
それから…
★使用する色鉛筆と練習用の画用紙について★
①色鉛筆について
色鉛筆は１００円ショップの物はやめておいた方がいいですが、
トンボ鉛筆や三菱鉛筆、サクラクレパスで十分だと思います。
（クーピーも試験会場で使用されている方をみかけました)
高価な色鉛筆には色伸びの良さがあるようですが、美大の受験ではありませんので、
私はそこまでこだわる必要性を感じませんでした
②画用紙について
構図決めの練習はコピー用紙や子供の学校プリントの裏紙で十分です。
当日も問題用紙の端っこに構図を描きました。
そして色鉛筆で例題を描く際、はじめは画用紙で練習しても良いですが、
１度は絶対にケント紙を使って練習した方がいいです。
ケント紙は普通の画用紙よりつるつるしていて、色塗りの感覚が結構違います。
本番の用紙は受験申請の手引き等に明記こそないものの、ケント紙だとされています。
ネットで１００円ショップでケント紙を買った、という方を見かけ、
少しでも安くすませたくて探しましたが、私は見つけられず
なので、漫画の原稿用紙を使用しました。
私は↑で本番用紙とそこまで大きく違いを感じませんでした
最後に私の練習した絵を２枚だけアップしておきます。
（室内の絵は画用紙、屋外の絵は漫画の原稿用紙に描きました。）
絵が得意という割には、こうして見るとさほどの出来ですね
本番は緊張と焦りで、もっと粗い絵になりましたが…受かればOK！
お題が当日まで分からない点は、確かに他の２科目に比べデメリットかもしれませんが、人前での発表をなるべく避けたい方は、絵が苦手でもトライしてみる価値はあるかと思います。
どなたかの参考になれば幸いです
次回は実技試験当日について書きたいと思います