確定申告の繁忙期を乗り切った直後のコロナショックから始まり、2020年もあっという間に9月になってしまいました。
残暑厳しい中、思うところありましてブログを更新させていただきます。
ご存じのとおり、新型コロナウィルスにより多くの中小企業が影響を受けました。
これに対し、国や地方自治体が多くの支援策を打ち出してきました。
当事務所では、国の持続化給付金や家賃支援給付金、地方自治体独自の給付金など、
これらの支援策に対応し、お客様の申請サポートを積極的に取り組んでいます。
その申請支援金額が、9月9日現在において、ついに2億円を突破しました。
恐らくまだまだ増えるでしょう。
コロナ融資の金額も含めれば、さらに莫大な金額の支援策に数ヶ月間で携わりました。
多くのお客様の支援に微力ながら役立てたことを誇りに思います。
GWころから支援は始まり、休日返上で対応してきました。
文句も言わず私の方針に付き合ってくれた職員たちにも感謝でいっぱいです。
毎月きっちりと会計帳簿を作成する流れが出来ているお客様については、迅速な対応が可能でしたが、
そうではないお客様についてはどうしても時間がかかってしまいます。
その点については理解していただきたいと思います。
会計帳簿をきっちりと作成する意味、適正な税務申告をすることの重要さ、お恥ずかしながら私自身も改めて痛感しました。
それから、給付金の財源は言うまでもなく「税金」です。
「税金を納付する=悪」と考える風潮も世間には少なからずあります。
また、「給付金=誰でももらえる権利」と安易に考えているのか、不正申請に該当するようなご相談も残念ながらあります。
(全てお断りさせていただいています。不正は見る人が見ればすぐにわかります。)
税金からお金を支援してもらうということ、その意味を今一度噛みしめて頂きたいと切に願うばかりです。
(税金が高い安い、給付金が少ない多いというのは別の次元の論点ですのでここでは書きません。)
最後に、当事務所では給付金の支援に対し、お客様の負担にならない程度の報酬をご請求させていただいています。
頂いた報酬につきましては、コロナウィルスの早期の収束を願って、収益の一部を北海道の医療に対して寄附をさせて頂きましたので、この場をお借りしてご報告させていただきます。
所長税理士 八森 恵一