トマイ村学校建設に感謝をこめて

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多くのご支援者さまのおかげをもちまして、2017年10月29日カンボジアの小さな村に、低学年の子どもたちが通う分校(小学校)を建てることができました。

感謝をこめて、はちどりプロジェクト代表宮手恵より、トマイ村学校建設報告をさせて頂きます。
かなり長文です。
ですが、どうしてトマイ村に学校を建てることになったのかを伝えるには、足りないくらいです。

たくさんの溢れんばかりのご縁への感謝と想いが詰まったブログです。

よかったら、ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

◆2017年10月に完成した トマイ村小学校


実は、このトマイ村小学校。はちどりプロジェクトが最初から計画して建設した学校ではありません。

 

はちどりプロジェクトともご縁ある25歳の青年が、カンボジアに学校を建てたいという夢をもち、数年前より調査を進め、カンボジアの教育局と連携をとり、トマイ村に学校を建てることを決意し、2016年12月より工事をスタートさせた学校建設です。

彼はLead Smileという団体をたちあげ募金を募って、学校建設費用につなげてましたが、資金不足で2017年2月、土台となる柱ができた状態で中断。


再び支援を募り、2017年9月工事を再開することを村人と約束していたにも関わらず、工事を再開することができない。という状況に陥ってました。

 

◆中断された学校建設



はちどりプロジェクトが、カンボジアに学校を建設(2012年2月)したあと、20代前半の二人の青年がカンボジアに小学校建設をしています。


●2014年 share the wind 代表 内田隆太

リエンポン村小学校 https://share-the-wind.jimdo.com/

●2016年 Dream Link 代表 藤井智也

ターポン村小学校 https://www.facebook.com/dream.link713/

 

2つの団体ともやはり、募金を募るのに苦労していましたが、しっかり学校を完成さました。今も、子どもたちが元気に学校に通っています。
 

私は、share the windの学校建設のときは、村調査に同行し、学校建設のことを私なりにサポートさせて頂きました。
またDream Linkの代表は、2014年3月はちどりプロジェクトの工房建設で長期スタッフとして活躍してくれた青年で、はちどりプロジェクトなりに、コラボイベントを開催したり、彼の活動を伝えることで資金につなげたり、また学校建設に至るアドバイスなど様々な形で協力をさせて頂きました。

はちどり副代表の八桁圭佑は、アーティスト 国境のないウクレニストとして、二団体のために歌を作ってプレゼントしています。
「風が吹くとき」
https://youtu.be/5Z4ol1MECFY

「仲間へ」

https://youtu.be/2YHmJ-lwaUc

 

「風が吹くとき」の歌詞が、share the wind のホームページhttps://share-the-wind.jimdo.com の写真に込められていて・・・なんだか、嬉しくなります。
はちの歌も、とっても素敵です。全国各地でライブを行っていますので、ぜひ一度足を運んでみてください。

https://wakuwaku-entertainment.jimdo.com/

 

その副代表はちと、私がご縁を頂いたのは加藤夫妻。二人が私がこれからカンボジアで学校建設しますよ。とブログで紹介してくれ、学校建設に参加したいと、はちが私に会いに室蘭までヒッチハイクで来てくれました。

 

私のカンボジア学校建設の大きなきっかけは、加藤大地夫妻のイキイキスクールのカンボジア学校建設をブログで見たことが始まりです。発展途上国に教育支援をしたいことを夢見ていた私。
ミャンマーの学校建設ブログに出逢っていたら、ミャンマーだったかもしれません。ですが、私のカンボジアとの出逢いは、彼らのブログでした。

私がカンボジアに学校を建てるとき、加藤夫婦は、すべての情報を、ご縁を私に注いでくれました。
イキイキスクールHP → https://ikiikikadeguriko.jimdo.com/
また彼らは、世界一周新婚旅行中(3年半とう長い新婚旅行)に2ヶ月もカンボジアに滞在し、一緒にはちどりスクール建設に協力してくれました。
加藤夫妻 はちどりスクール参加時のブログ→https://blogs.yahoo.co.jp/hachidorinoyado/29935257.html

 

私はそのとき誓いました。この感謝を忘れない。次、私のように、カンボジアに学校を建てたいという人が現れたら全力で協力したい。って。

 

Lead Smileの代表は、関西在住ということもあり、距離がありましたが、苦労しているようだったので私なりにアドバイスさせて頂きましたが、彼からの返信は遅く、その返信内容からも私の必要性はないものと感じました。

 

それでも、やっぱり気になっていました。だから中断と知った2月の時点で、中断はよくないと思った私は、実は、Dream Link のメンバー二人に支援金プロジェクトの提案を持ちかけました。だけど、Lead smileの対応は、自分でなんとかする。という意向が強い感じを受け、協力することを辞めにしたのでした。

 

だけど、今年8月末にはちどりスクール卒業式のためにカンボジアに行った私は、Lead smeilが「学校建設を再開しない」ことを現地の情報から知りました。私と入れ違いで、彼がカンボジアにもうすぐ来るが、村に学校を建てることができないことを伝えるためだと知りました。

 

私は、モヤモヤした気持ちのまま帰国し、はちどりプロジェクトの代表としてではなく、「宮手恵」として引き継いだらどうだろう。と思い、久しぶりに彼に連絡をとり、提案したのでした。


彼は、「引き継ぐ人を探してました。ありがとうございます。」と言って、村に行った際、自分は建てられないが、別の団体が引き継いで学校を建設する。と伝えてきてくれました。


彼が村に行く前に、私は通訳のサムナンに村や教育局の人たちに経緯を伝え、信頼を失わないようフォローしてもらいました。

また、カンボジア在住のShare the wind の隆太に頼んで、彼とトマイ村に行くことをお願いし、フォローしてもらいました。


それと同時に、私は「はちどりプロジェクト」の理事メンバーにこのことを伝えました。

なぜ個人で引き継ごうと思ったのかというと、はちどりプロジェクトの計画に学校建設はないこと。また、これからのはちどりの活動に支障がでるかもしれない。ということを考えたからでした。そして時間がないとはいえ、私は反対されるだろうなどと思いこみ勝手に一人で決めてしまったのです。

ですが、理事メンバーから、はちどりプロジェクトで引き継ぎましょうと意見が出て、急遽ミーティングを開催し、「NPO法人はちどりプロジェクト」として引き継ぐこととしました。

 

カンボジアの新学期は、11月1日。
引き継ぎ決定は、9月中旬。

通訳を通して、棟梁に連絡してもらい、新学期に間に合うか確認をとり、通訳サムナンから完成させます。という返信をもらって、私たちはトマイ村学校建設緊急募金活動をスタートさせたのでした。

 

おかげ様で、3,011,623円の募金が集まりました。

47プロジェクトからのご支援金額は、そのうち892,394円でした。

https://ameblo.jp/hachidori2013/entry-12316297183.html

 

実は募金目標金額が200万円でした。

なので、校舎だけでなく、トイレや、井戸、校門なども建設させて頂くことにしました。(今現在トイレなどの工事が進められています)

建設費用は、まだ工事中なので予算の段階ですが、

引き継いでから支払った費用は

資材など 2,065,960円

人件費、通訳、手配料など 749,360円

合計 2,815,320円です。

 

井戸にもう少しお金がかかりそうです。

また、それでも残ったお金は、トマイ村の子どもたちがきちんと通っているのか、ほかに通うために課題はないのかなど定期的に様子を見に行ったりするための活動費として使わせて頂きます。

 

話は長くなりましたが、

新学期の前日の10月31日開校式を行ったときのことをお伝えします。

 

◆トマイ村開校式の様子

 

カンボジアは仏教の国です。

開校式では、お坊さんを招いて、子どもたちと村のことを祈って、お経があげられました。

 

この時に譲渡式が行われます。
はちどりスクールのときは、賞状が3枚用意されて、名前を書かせてもらいましたが、準備がされてなかったようで、慌てて私の後ろで本校の先生がノートに書き始めてました。笑。

カンボジアらしいなぁ。なんて思いましたが、

しっかりサインさせて頂きました。


◆はちどりスクール譲渡式 2012年2月3日



◆トマイ村小学校譲渡式 2017年10月31日


この開校式では、
村のお父さん、お母さんたちもたくさん来てくれていました。

 

教育局の方(上記の写真の男性)からのお話し。
そして、私からも下記のようなお話しさせて頂きました。


「私たちは、この校舎と、校門と、井戸とトイレは支援しますが、これ以上の支援はできません。

学校に必要な柵は、自分たちの村でつくってください。

また、この学校は、学校に通えない子どもたちのことを思って、たくさんの日本人が支援しをし建てることができました。だけど、日本人だけでなく、実は日本で活躍するカンボジア人の支援者もいました。
カンボジアは内戦によってたくさんの国から支援される国になってはいるが、きちんと学校に子どもを通わせてあげることによって、いつかその人のように支援するような人になれます。
だから子どもたちをきちんと学校に通わせてください。
勉強し続け、知識を身につけた子どもがどんどん増えていったら、カンボジアは支援のいらない国になると信じてここに学校を建てさせて頂きました。」


一生の支援はできない。

支援のいらない国になるための支援を続けていきたい。

そして、支援する責任があると、はちどりプロジェクトは考えています。


出会ったことがありませんか?

「ワンダラー」と手を出してくる子どもたちに。観光地で、貧しい村で、発展途上国で。

物をねだる村にならないように。

ちょうだいとおねだりする先生にならないように。

 

プレイキション村での支援活動での経験を活かして、トマイ村も見守っていきたいと思っています。

 

また、ご支援頂いた方から、トマイ村小学校を訪問したい。

という声も頂きます。

学校は、観光地でも、動物園でもなく、

教室は動物園の檻ではありません。


日本の学校に、簡単に一般の人が入れないように、

シェムリアップの小学校も観光客の入場を制限しています。

村は、外国人が訪れるということが、支援がはいらない場合ほとんどありません。

ですが他国からの支援がはいることにより、外国人が訪ね、「物をあげる。」行為を行う方がどうしても多いのが現状です。

 

本当に、そのえんぴつは、

その村の子どもたちに必要な支援でしょうか?

その古着は、必要なのでしょうか?

お金は必要なのでしょうか?

 

何が正しく、何が正しくないかはわかりません。
 

ですが、トマイ村を訪ねたい際は、ご連絡ください。
megu.hachidori@gmail.com  宮手恵宛
 

先生や村の方に、はちどりプロジェクトを通して連絡させてください。急に日本人が来るとビックりします。授業中だったら、子どもたちは勉強になりません。先生は授業を邪魔され不快な気分になるでしょう。

授業の邪魔にならないよう、お願いをさせて頂きたいですし、トマイ村訪問中に事故、怪我した場合、シェムリアップから2時間もかかる村なので、きちんと対応させて頂くためにも、海外旅行保険は必ず加入された方だけ訪問して頂きたいと思っています。

 


左の女性が、トマイ村小学校の先生です。

開校式のとき、低学年の子どもたちをしっかりまとめ

私に生徒たちが歌う国家を聴かせてくれました。

トマイ村では、この学校ができる前までは、高床式住居の下に机と椅子を並べていました。

このトマイ村は、ロンディ村のまわりに位置していた森だったそうです。
1995年にこの住居の方が初めて森を切り開いて、住み始めたのが、この村のはじまりだそうです。。

それから、たくさんの方が入植し、今では184世帯の方が暮らすようになりました。一番近い学校まで5キロ。8年前に木を伐りはらい木造の学校を建てようと計画したそうですが、チェンソーのガソリン代がないため諦め、4年前に高床式住居の下に村人みんなでお金を出し合って、机と椅子を並べて授業をスタートさせたそうです。

カンボジアには、こういう村がまだまだたくさんあります。
はちどりが支援しているプレイキション村は、内戦で学校が燃やされ学校がなくなったけど、村人がお金を出し合って高床式住居の下で机と椅子を並べて授業をしていました。
だけど、認可されていないので教科書は全員分届かず、いつまでたっても1年生の授業しか行われていなかったのです。

 

だけど、皆さまのおかげをもちまして、トマイ村に学校ができました。

たぶん、まだまだ人口は増えていくでしょう。
今は低学年の学校として、1、2年生の授業が行われていますが、将来は、3年生、4年生と増えていく気がします。

先生がそんなことをおっしゃってました。


現段階では、3年生になったら、自転車で5キロ離れた学校に通うことになると思います。
本校に近いところに住む生徒もいます。
これからのことは、基本的には、教育局と学校の先生と村で決めていくことになりますが、はちどりプロジェクトとしても、関わっていきたいと思っています。


トマイ村小学校のことは、このブログや、

はちどりプロジェクトのFBページで
引き続きご紹介させて頂きます。
https://www.facebook.com/hachidori.project/

はちどりのビジョンや今までの活動については、

HPもご覧頂けたら嬉しいです。

https://hachidori2011.jimdo.com/

 

 

はちどりの活動を「はちどり村民」や「はちどり会員」になって

応援してくさる方も随時募集しています。HPよりお申込みお待ちしております。


また、活動のための寄付金も募集しています。


世界には、196の国があり、そのうち150ケ国は発展途上国だそうです。こうしてパソコンを持っていたり、スマホを持っていたり、

字が書けたり、本が読めたりする人って、地球にどれくらいいるのでしょう。
今日も、私たちは飢えることなく、屋根のある部屋で暮らし、学校に通たり、働くことができます。

そんな恵まれた私たちにできることって、
まだまだたくさんあって。
ほんの少しの援助で、学校に通える子どもが増えたり、おなかをすかせている人に食料を届けたり、病気で困っている人にワクチンを届けたりすることができます。

世界は、悲しい現実にあふれています。
なくならない児童労働、人身売買、集団レイプ、少年兵。

どうしても、子どもや女性が犠牲になりがちです。
こんな世界を少しでも、少しでも変えていきたいんです。
変えていきたいんです。

いろいろリンクを貼らせて頂きましたが、
ぜひこれだけは見て頂きたい。
世界がもし100人の村だったら
https://youtu.be/RcEqVPbXMSM

国際支援をしなければならない。と強く私を駆り立ててくれた本が
「世界がもし100人の村だったら」でした。
今は、youtubeで、簡単にみることができます。

同じ地球に住む私たち。
発展途上国の人たちがつくった服を着ていませんか?
児童労働の子どもたちが収穫したカカオのチョコレートを食べていませんか?
不当な労働を虐げられている人がつくったコーヒーを飲んでいませんか?
私たちのつかっているスマホの部品は、何が使われ、どんな形で戦争に結びついているのかご存知でしょうか?

知ることって、すごくすごく大切で。

知ってどうするんだろう。って思うかもしれません。

ですが、知ったことを何かの一歩につなげてほしいです。

クリックだけで無料でできる支援もあるんです。

https://www.facebook.com/sharer/sharer.php?app_id=224102747736492&kid_directed_site=0&sdk=joey&u=http%3A%2F%2Fgooddo.jp%2Fgd%2Fgroup%2Fhachidori%2F&display=popup&ref=plugin&src=share_button

 

はちどりだけでなく、自分が応援したい団体をgooddoさんを通して探してみてください。
もちろん、はちどりプロジェクトを応援して頂けたら嬉しいです。

世界は、きっと、きっと変えられる。

そう信じて、これからも
はちどりプロジェクトは活動してまいります。

 

寄付金、会員費(年会費3000円)は下記口座にお願いします。
 

ゆうちょ銀行
口座名:特定非営利活動法人はちどりプロジェクト
トクヒ)ハチドリプロジェクト

[店名]九〇八 (読み)キュウゼロハチ

[店番]908 [貯金種目]普通貯金 [口座番号]1041936


長文なのに、最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました。


このブログが皆様の何かのきっかけに繋がったら嬉しいです。

感謝をこめて


NPO法人はちどりプロジェクト
理事長 宮手 恵