息子が通う保育園での個人懇談の時に、担任の先生から
「提携している発達障害の施設がありますが、通所を希望されますか?」と
いう内容のことを、すっごく気をつかわれながら、お話がありました。
わかるー!
すっごく気をつかわれていること、わかるー!
もし「自分の子は正常よ!」と強気で言い切れる親なら
「うちの子を障害児扱いして!」と不快に思われるでしょうし、
もし「うちの子は異常かも」と心配している親なら
「うちの子は障害児なのかもしれない」と、
考えてる以上に、落ち込むかもしれません。
担任の先生としては、
とっても心苦しいお話だったのではないかと思います。
その点、我が家は、いままでのあんなこんだで、
「それも含めて、息子の個性だーねー」レベルにまで到達してるから、
大丈夫だから!先生!!気にしないで!!!って感じでした。
しかも、よく聞いたら、すごくいい条件。
お得な情報を教えてくださってありがとうございます!って
この時点では、思っておりました。
しかし、そこに通うには「受給者証」が必要だということ。
これって、あれかい?
いままで「グレー」だった息子の個性が「黒」になるっていうか、
もう、言い逃れできない状況ってことですか?
…しかし、それを受けることで、
息子が受けられるであろう利点も多いことは確か。
旦那に話したところ、一瞬考え込んで「うぐ」と止まったものの、
「でも、第三者にどう判定されようと、ラベルが付こうと、関係ない。
あたしは息子が、この先プラスになる可能性を潰したくない」と言ったら、
「そうだね」と言ってくれました。
受給者証を獲得するポイントは、大きく二つ。
①通院している病院での推薦
②健診での判定
①は、通院している療育の先生に相談したところ、
「では3歳の誕生日以降に、もう一度テストをしましょう。
その内容も考慮して、必要かどうか見ましょう」とのことでした。
②は、12月に3歳児検診が控えていますので、
必要とあらば、一気に駒を進めることができそうです。
とりあえず、目先の予定が決まり、ホッとしましたが、
はたして、あたしは息子にレッテルを貼って安心したいのか、
それとも、この子の個性だと言い切って逃げたいのか、
どうしていいのか、わからなくなっていました。
息子が小さい間は、親の意向によって、成長が左右されてしまいます。
どれが息子にとって、いい選択なの?
まぁ、テストや検査によって一方的に決まってしまうので、
あたしに選択肢はありません(従うかどうかは、別だけど…)。
ひたすら息子の3歳の誕生日を待つだけの、毎日でした。