喋らない息子⑤。 | 子どもらとはちゃの親子ブログ。

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旦那と、娘(8歳)、息子(5歳)の4人家族。
北の大地で仲良くわちゃわちゃと暮らしています。
育児のこと、仕事のこと、そして夫婦のこと…
真面目に、適当に、楽しく書き綴るブログです。
深く考えているような、そうでもないような。

1歳半検診で発語がないことで、要観察になり、

2歳で専門の病院で診断を受けるように指示され、

2歳3か月から言語療育を受け始めた息子。

 

ここまで、あっという間の半年間でしたが、

それをサポートする親の方も、ドタバタでした。

今日は、親側の話を書きます。

 

息子は2017年4月(1歳5か月)から、

娘と一緒に保育園に通い始めました。

あたしは、やる気満々で職場復帰したものの、

育児休暇前とは色々と状況が変わっていました。

 

・以前は日祝休だったのが、完全シフト制(日祝も出勤あり)に。

・育児休暇前の業務は別拠点に移転しており、

 新しい業務の研修を一から受けることになった。

・育児に理解があり、信頼していた上司が4月直後に異動になってしまい、

 新しい上司に代わってしまった。

 

1年以上仕事を離れていると、日常会話さえ怪しくなるのは

前回の育休明けで実体験済みでしたが、

さらに新しい業務の習得を余儀なくされ、だんだんと孤立。

そのうち、上司から仕事をまわしてもらえなくなりました。

何度も仕事をさせてほしいと訴え、上司と面談を繰り返しましたが、

平行線のまま、最終的に、6月末で退職を申し出、

大学卒業後、入社して10年以上勤めた会社をあっさり後にしました。

いままで、もっと切実に辞めたいと思った時は多々あったはずなのに

なんでこのタイミングだったんだろう…と、不思議でしたが、

まぁ、そもそも、上記にあげていた理由もあったので

今じゃなくても、そのうち辞めてたかも。

誰かを恨んだり憎く思うこともなく、

自分の気持ち一つで辞めることができて良かったのかも、と

いい方向に考えることにしました。

 

で、そのままの勢いで転職活動(なにぶん、元気は有り余っていたのでw)。

勤めていた元会社が全国規模の大きな会社だったので、

「えー?うちでいいの?給料安いよ?」と面接で言われながら、

自宅近所にある工場のパート事務のお仕事が、すぐに決まりました。

 

もちろん、お給料は、社員だったころと比べてガクンと下がりましたが、

日中の業務をこなせば、残業を強制されることもありません。

月一回の療育に通うためのお休みも、心苦しかったのですが、

「息子さん、心配だね。気にせず行ってくれていいよ」と

上司の理解を頂き、継続して通うことができます。

転職したことで、療育に通いやすい環境が整っていたことが

このようなスピーディーな結果に繋がっていたんだと思います。

 

一方旦那も都度仕事を休んで、療育に通う3分の1ぐらいを担っています。

「満足にはできないかもしれないけど、後悔しないように、

自分たちでできるだけのことをしてあげよう」と言ってくれます。

子どもが生まれる前は、有休なんか使ったこともなかったのに、

これはすごい変化です。

 

以前、旦那が言語療法のテストに立ち会った際は、テストの内容や、

それに対する息子の行動、旦那の所感をまとめてレポートにしてくれました

(すごくまじめな旦那なんです)。

保育園の先生に「病院ではどんなテストをしたんですか?」と聞かれたので、

そのまま旦那の書いたレポートをお渡ししました。

そのコピーを保育園の先生方みんなで読んでいただいたらしく、

別の先生から「お父さんの、爪の垢を頂きたい!」と言われたときは

本当にびっくりしました。

 

しかし、旦那が付き添いで病院に行った時に

「次回は、テストの結果をお伝えするので、お母さんに来ていただきたい」と

言われたそうで、これにはあたしが怒りました。

うちの旦那は、育児のお手伝い係じゃありません。

日頃から2人で育児しているので、「お父さん」でも、問題ありません!

…という内容のことを、

もっと柔らかい言葉で、病院の先生にはお伝えしました。

先生曰く「じっと腕を組んで睨んでいらっしゃったので…」とのこと。

厳しいお父さんなのかと、怖がらせてしまったようです;

先の保育園でのエピソードや、普段の子どもとの関り方をお話ししたところ、

誤解は解けたようです。良かったw

 

でも、やはり、待合室には「お母さん」の姿が多いです。

あと、療育を受けている子どもも小学生ぐらいか、

もしくは年齢が低くても、もっと重いレベルの子が多い印象です。

最初の病院での診断で、対応がひどいと感じたのは、

グレーな2歳児を相手に診療するケースが少なかったことが

原因の一つなのかもしれないな、と後から気づきました。。。

あの時、旦那が立ち会っていたら、今とは違う結果になっていたのでしょうか。

たぶん、あの場で腹を立てて

「もうあんな場所なんか行かなくていい!」ってなっていそうw

 

思いつくままにいろいろ書き連ねましたが、

物事は一つの視点だけで判断してはいけないな、と感じています。

良い面、悪い面、両面…あるいは多面かもしれません。

良いところも悪いところも、柔軟に受け入れ、理解し、

自分の糧にしていきたいと思っています。