子宮体がん(漿液性腺癌)ステージ4の母

子宮体がん(漿液性腺癌)ステージ4の母

2017年5月29日 【子宮体がん】子宮卵巣体網摘出
術後、余命宣告を受ける。
癌は取り切れず、すでにステージ4。

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オッカサンの命日が近付いて来ました。

亡くなってからあっという間に一年が経とうとしてます。

実は、オッカサンが亡くなった三ヶ月後、施設に入所していた婆ちゃんも亡くなりました。

婆ちゃんは95歳の大往生です。

腸閉塞で何度も入退院を繰り返し、オッカサンが亡くなった日に吐血して入院してからは、確かずっと入院してた気がします。
(オッカサンの事でいっぱいいっぱいだったので、うろ覚えです)


オッカサンが亡くなった三ヶ月後、
お父ちゃんから「婆さんが危ない!」と連絡が来て、その日のうちに広島から実家へ車で帰りました。

それから4日間は実家にいましたが、オッカサンの体に現れた死の兆候が見られなかったので、まだ大丈夫だろうと広島に戻りました。

ですが、広島に戻った3日後、
またお父ちゃんから「婆さんがもうダメだ!」と連絡が来ました。

私は、慌てて実家へ帰る準備をしてました。



30分後、

「婆さん亡くなったって…間に合わなかった」

とお父ちゃんから連絡が来ました。



オッカサンの体に現れた死の前兆は、誰もが当てはまる訳では無いんだと知りました。





このブログを見てくださってる方の中には、闘病中のご家族やお友達がいらっしゃるかもしれません。


闘病中のご家族やお友達がいつ旅立ってしまうかという、不安と恐怖を抱えてらっしゃるかもしれません。




私がそうでした。


いつオッカサンがいなくなってしまうか、ずっとずっと恐怖でした。


不謹慎だったとは思いますが、私はずっとネットで【死の前兆】を調べていました。

ですが、死の前兆を調べても、亡くなる数時間前の事だったり、数カ月前だったり…

私の求めている情報はありませんでした。



あの時の私と同じように不安と恐怖を抱え、ご家族やお友達が旅立ってしまうその時まで、闘病中の方と少しでも悔いのない時間を過ごすことが出来ますように、オッカサンの体に現れた死の前兆を書きます。

(2019/06/14のブログにも同じ事が書いてあります)

(※誰もが同じ症状が現れる訳ではありません。少なくとも祖母は、同じ症状は見られませんでした。)

(母の場合です。少しでも、みなさんのお役に立ちますように。)



【母の体に現れた死の前兆】
〜子宮体ガン・漿液性腺癌・腹膜播種・ガン性腹水〜


○一週間前から両足が真っ白で氷のように冷たくなる。
(ホットタオルで温めてもすぐ冷たくなります)

○両足の痺れ

○数日前から足に浮腫みが出始める
(左足はパンパンでした)

○日に日に血圧が下がっていき、高くても90/50でした。(亡くなった日は、70もありませんでした。)

○立ち上がり困難
(立ち上がるまで一時間かかりました)

○肌の極端な乾燥
(保湿液を塗ってもあまり効果なし)

○食欲は無いですが、オレンジジュースをやたら飲みたがる。あとは、ソーダ系シャーベット(ガリガリ君)や、りんご・パイナップル・メロン。
あまり飲んだ事のない、メロンソーダも欲しがりました。



【メンタル面の変化…他、行動】


○怒りっぽくなる
(母は温厚なタイプで、些細な事で怒ることは今まで無かったです)

○涙もろくなる
(元々、涙もろい人ですが、ほんの些細な事で目を真っ赤にしてよく泣いてました)

○遠くを見つめる時間が増える
(ふと母の様子を見ると、いつも物思いにふけていました。何時間も…)

○大昔、勤めていた会社にお詫びの手紙を書く
(大昔、勤めてた会社を辞める日に、あろうことか会社の門に車をぶつけ、社長に謝っただけで弁償はせず引っ越してしまったそうです。ちなみに、社長には弁償しなくていいと言われたそうですが、母は自分がしてしまった事、弁償せず引っ越してしまった事を何十年も後悔していたようです。)

→結局、この手紙を出す事は私が説得して止めました。

○兄妹に電話する
(「もう長くないから、話せるうちに話したくって」と言ってました)

○私が目を離したすきに、自分で車を運転して動物病院に愛犬の予防接種をしに行く。
(あんなヨロヨロの体で、まさか運転するなんて考えられませんでした。きっと、愛犬にしてあげられる最後の飼い主としての責任と愛情だったのだと思います。)




今、思い出せる事は以上です。



もう一度、言います。


これは母の死の前兆だったと思われる症状・行動です。



少しでも長く、みなさんが大切な方と大切な時間を過ごせますように、お祈りしています。