自己破産後、消費者金融から借入できるの? | 羽場朗のブログ

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2023/11/26

自己破産後、消費者金融から借入できるの?

「自己破産をしても免責を受ければ借金が無くなるのだから、事故記録の抹消される5年が過ぎれば、またカードローンを利用できるようになる」と安易に考えている人がたまにいます。

誤解の無いように言えば、「借金が無くなった」のではなく、「借金を踏み倒した」のです。

確かに、金融庁の指導によって指定信用情報機関に登録されている自己破産の記録は5年で消去されます。

例えば、指定信用情報機関のJICCは「事実の発生日から5年」、CICは「契約期間中および取引終了後5年間」で自己破産の記録が消去されるとホームページに記載されています。

しかし、免責によって債権を回収できなくなった消費者金融にはブラックリストとして何十年も保管され続けます。

当然ですが、貸付金を踏み倒された消費者金融(グループ企業を含めて)が当の本人から新たに借入の申込を受け付けることは永久にあり得ません。

また、銀行の信用情報機関である全国銀行個人信用情報センター(KSC)は官報記録を10年間保管しています。

そして、JICCとCIC、KSCはCRINというシステムによって定期的にお互いの事故情報などを交流しているため、結果的に10年間はすべての消費者金融が自己破産の情報を共有することになるため、自己破産者は最低10年間、新たな借入が不可能になります。

なお、官報というのは政府が発行している新聞のようなもので、自己破産をした人の名前や住所、免責事実などが記載されます。

官報は一般の人の目に触れることはほとんどありませんが、官報に記載された情報は削除されることが無いため、一度自己破産をすると生涯その記録が知られることになります。

さらに、現在の官報には「ネット検索システム」が備わっており、昭和22年以降の記録をすべて確認することができます。

ちなみに、事故記録がすべて消去された10年後に今まで利用したことの無い消費者金融に借入を申込んだとしても、申込者の信用情報を指定信用情報機関に照会した時に、10年間もどこの業者からの照会記録や貸付記録の無いことが分かると「返済事故を起こした人」ではないかと疑われ、官報を調べられることですぐに自己破産者と判明します。

指定信用情報機関にブラックリストが無いからOKというわけにはいきません。

消費者金融にとっては回収リスクの観点から、また、利用者の金銭感覚に対する判断からしても、自己破産をした人にお金を貸し付けるなどということは避けるのが現実的な対応です。

ましてや、総量規制や上限金利の引き下げによって利幅の少なくなった商環境においてはなおさら厳しくなっています。ダウンロード

ただし、上記のことは大手の消費者金融や銀行グループに加わっている消費者金融に言えることです。

消費者金融もピンキリなのでサラ金と呼ばれるような地元密着型の小規模な消費者金融の中には、事故記録があった利用者にも貸付をするところが無いわけではありません。

実際に、自己破産者でも融資可能と謳っている業者があります。

しかし、自己破産者に融資をするところには闇金が多いので、生活破綻に追い込まれないように、登録番号などで正規の業者かどうか調べてから申込むのが賢明です。

ポイント還元率の高さが魅力の「レックスカード」

私はたいていはクレジットカードは数枚持って使いまわしていますが、その中でもよく使うカードのメインカードをそのほかのサブカードという位置づけがあります。

現在、メインカードとして一番利用している金額が多いのがレックスカードです。

レックスカードを作ってから1年くらいにしかなりませんが、レックスカードを作った理由はキャンペーンをよく目にしていたことと、ポイント還元率が高率であるというのが大きな理由でした。

そのポイント還元率は率にして1.75%ということで10万円利用すれば1750円分のポイントが付くという計算になります。

それまでメインカードとして使っていたクレジットカードはポイント還元率は1%でありましたから、かなりポイント還元率が上がったといえます。

しかし、それでも難点が一つあり、前のメインカードは年会費が無料であったものがレックスカードは年会費が必要となります。

しかし、レックスカードでは年間50万円以上の利用で年会費が無料となる特典がありました。

メインカードとして利用すれば私の今までの利用歴からすれば年間に50万円の利用は高い敷居ではないので、メインカードとして利用するためにレックスカードを作ったのです。

もう一つの入会キャンペーンですが、ポイント還元率がほかのカードよりも条件が良いせいか、ほかのカードと比べて入会キャンペーンはあまりよくない印象はありました。

もちろんほかのカードでもレックスカードよりもポイント還元率が良いカードが同等のカードがないわけではありませんが、そのほかの条件などの総合的に考えてレックスカードの今のところ一番おすすめであると考えています。

これ良い良い条件のカードが出ない限りは当分私のメインカードになると思います。


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