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【VB.Net】For文(繰り返し処理)について

For文は、繰り返し処理と呼ばれていて、「変数の値から指定の値になるまで、処理を繰り返してほしい」ときに使用します。
例題などについては、コンソールアプリケーションを作成する際に説明したいと思っておりますので、
今回はFor文がどのような構文であるかをお伝えしますね。

基本構文は以下です。
 
For 変数 = 初期値 To 終了値 Step 増分値
 処理
Next 変数
これを実践的なかたちで記載すると、

Dim i As Integer ←変数宣言
For i = 0 To 10 Step 1
 処理
Next i

となり、
用意した変数iの値を0から1ずつ増やして10になるまで、処理を繰り返しますよ。」という意味になります。

For文の基本構文を上記で紹介しましたが、実際省略して書くことができる部分があります。その該当箇所は、
①Next 「変数」
 For文の最後に書く「Next 変数」をただ単に「Next」と書くこともできます。主的には、変数を省略して書くイメージがありますね。。

②「Step 増分値」
 For文の初めにかく「Step 増分値」ですが、もしその繰り返し処理が1個ずつ値を増やしていくもの時などは省略できます。
 「Step 増分値」を記載するケースは、大体が変数を2ずつ増やして繰り返したいとき(偶数のとき、や奇数のとき、その他諸々・・・)がありますね。ほかにも3,4,・・・そのプログラムのケースによって増分値を設定したいときに記載します。
 
例1) 「Next 変数」の「変数」を省略するケース
For 変数 = 初期値 To 終了値 Step 増分値
 処理
Next
例2) 「Step 増分値」を省略するケース
For 変数 = 初期値 To 終了値
 処理
Next 変数
例3) 「Next 変数」の「変数」を省略するケース と 「Step 増分値」を省略するケース
For 変数 = 初期値 To 終了値
 処理
Next

以上の例の中で一番プログラミングに使用するのは「例3」のパターンですかね。

今回は短めの紹介でしたが、For文と前回紹介したIf文を組み合わせると、プログラミングの幅が格段に広がりますよ。

次回からVisualStudioを使用してコンソールアプリケーションを作成する方法コンソールアプリケーションの作成について紹介していきたいと思います!