(100年の孤独)、インターネット書店で売り切れ続出! | はーちゃんのブログ

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コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア.マルケスが、1967年に発表した作品で、

架空の村マコンドを舞台に、ブエンデイアー族の栄華と滅亡の100年を描いた長編小説。

これまで、世界の46言語に翻訳され、5000万部以上も売り上げる世界的ベストセラーとなっている。

しかしながら、この世界的名著にも関わらず、(絶対に文庫化されない名著)の一つに

数えられてきた。

 

 

半世紀以上を経て、今新潮社から文庫化に踏み切った理由は、今年ガルシア.マルケス没後10周年を迎えたためだ。

(どんな作家も亡くなったとたんに忘れられていく。10年もたてばなおさら、後世に残すために、今回文庫化に踏み切った)とは、新潮社文庫出版部のスタッフの皆さん。

この文庫本には、作家、筒井康隆氏の解説を加えたほか、作家、池澤夏樹氏監修の、読み解き支援の冊子も無料配布し、より多くの人々が読まれるように工夫した。

 

 

阿部公房、大江健三郎、中上健次という、名だたる作家たちが影響を受け、今回の文庫

解説でも、筒井康隆氏が激賞している。

(文庫化したら世界が滅びる!)という都市伝説があった(100年の孤独)、(マジック.リアリズム)という言葉を広く知らしめたこの小説、ジャングルの奥に開拓されたマコンド村を舞台に、呪われた一族の波乱に満ちた100年の歴史が描かれている。