2024.4.1から始まるNHK朝のテレビドラマで、連続テレビ小説第110作目、吉田恵里香作、脚本で、物語の語りは尾野真千子、この物語の主人公、猪爪虎子には伊藤沙利が演じ、その他の出演者は、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀などが出演。
タイトルの、(虎に翼)は、中国の思想家韓非子の言葉で、(鬼に金棒)と同じく
(強い上にも更に強さが加わる)という意味らしい。
日本初の、女性弁護士、三淵嘉子さんがモデルで、昭和の初め、日本初の、女性専門に
法律を教える学校ができた。
そこへ集まってきたのは、当時の日本のどこにも収まり切れない、あふれるほどの何かを抱えた女性たちだった!
この物語の主人公、猪爪虎子もそのような、どこにも収まり切れない女性の一人だった。
周囲から(魔女部】と陰口をたたかれた、女性だけの学び舎で、彼女たちは、自らの道を切り開くために、法律を学んでいく。
今、野球の大谷選手の奥さんのことが取りざたされているが、はるか100年前は、女性の地位は今とは比べものにならないくらい、男性優先社会であったようだ。
戦後。選挙権も女性にも許され、男性と対等の民主社会になってきたが、まだまだ、法律的には改める必要がある。