普段、暮らしてると【私】の声はまあ、次々とあがって来ます。


その【私】の声は、自身の中から出てくるってとこが本当のとこですが、
【私】がガンバってる内は、目に映るものや聞こえてきたものへの反応みたいのが
多いですね。


そんな感じなので、どうしても


「自身の外側に、何かあるんじゃないか?」

「自分の外側をなんとかしなきゃ」
「目の前の現実のどこに秘密があるんだろう」

ってなってしまいがちですが、それはそれでくたびれます。

答え探しみたいで。


たまにはこんなはどうですか。


自分の内側をじっとみる(聞く)、です。


自分の目で自分の内側をみるなんて芸当はレントゲンでもなきゃできませんが、
そんな感じで意識を向ける、だけでいいです。


じ~~っと内側を見る、見てると・・・・・


まあ、2~3分もやってみるとこんなことに気づくかも知れません。



それは、空っぽ、って事です。


自身の内側に意識を向けてると、な~んにも無い、すっからかんて感じがします。
それでいて【居る、在る】って充満してるような感じです(私だけかもしれませんが)

これはやればやるほどその感じが強くなるかもしれません。


それで、その空っぽさを感じてる時は【私=エゴ】の声はしません。静かなもんです。

「何もない、ゼロからやり直したい!」なんて思う時は、ぜひお試しください。



さて、この空っぽさに気づいてくるとひとつ解せないことがあるの気づくかもしれません。


「一体、あれほど普段に出てくる思考や感情はどこからやってくるんだろう~」
「あんなに出てきたら無くってしまいはしないだろうか」(まあ、無くて静かなのもいいもんですが)



思考やら感情やらはどこからともなくやってきます。

まるで何もないとこから出てくるような感じです。

でも、どうやら近所のスーパーから思考や感情はやってこないことは分かります。


じゃどこからくるのか。


それは最もあなたの近く、そうさっき感じた【空っぽさ】からやってきます。
そして、さっきやって気づいた通りでその【空っぽさ】は、私たち自身の中にあります。


そして、その【空っぽさ】を感じている時、思考も感情も出てこない。
普段はまさに自分そのものだって思ってる思考や感情はでません。


でも、あなたは居ます。【空っぽさ】とともに。

そう、私たち一人ひとりの本当のとこは、思考や感情や認識を産む【空っぽさ】なんです。