関東大震災の日に生まれたおばあちゃん、9月1日に93歳になったばかりだったね。

元気だった頃は毎朝のストレッチ、ウォーキングは欠かさなかった。
突然後ろ向きに歩いたり、桜の枝にぶら下がったり。。
けっこうハードにこなしていたよねにひひ

そんなおばあちゃんもがんサバイバー。

40代で子宮がん、80代ですい臓がんを罹患した。

すい臓がんの時は歳も歳だし、もう長くは生きられないんだよって母から言われて一度は覚悟をしていたけど、その後見事回復し家に帰ってきて、何年も元気に過ごしてた。

だから母からおばあちゃん危篤なの、今夜が峠だって・・・、って連絡がきても、きっと復活してくれるって信じてた。
実際、何回も持ち直してくれて、その度に、ほら、やっぱりおばあちゃんはまだ大丈夫!って思ってた。

でも、もう93歳だもんね。
ずっとがんばってたもんね。
そろそろおじいちゃんにも会いたかったよね。


母から訃報の連絡を受けすぐに飛行機を手配し、なんとかお通夜までに帰ることができました。

棺の中のおばあちゃんは穏やかなきれいな顔をしていて、安心しました。


母は5人姉妹。
昔から姉妹が集まるとみんなが自分の話に夢中になり、とっても賑やか。
おばあちゃんは側でにこにこして見ていたよね。

お通夜のあと、みんなでおばあちゃんの側で過ごしたけど、相変わらず賑やかだったな。
おばあちゃんも、にこにこして見ていてくれたかな?



おばあちゃんに会えるのも帰省の楽しみだったから、今度帰った時はもう会えないんだな・・・って思うと寂しい。

別々に住んでいたけど同じ島内だったから、わたしが小さい頃は仕事の母に代わりご飯を作りに来てくれたり、洗濯物を取り込みにきてくれたり、具合の悪い時は病院に連れていってくれたり・・・。

おばあちゃんのことを想うとまだまだ涙は溢れてくるけど、そんな時は空を見上げて、口角上げてがんばるよ。

おばあちゃん、ありがとう。
ゆっくり休んでね。