るるどのブログ

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生活習慣病とは考えられない2回の若年性脳梗塞、そして慢性血栓塞栓性肺高血圧症に!
「原因が思い当たらない脳梗塞を起こしたら、まず下肢深部静脈の血栓を調べてもらってね」
というメッセージを伝える為にブログを始めました!

Amebaでブログを始めよう!
前回のブログはお正月、
さぼりまくりであります((*ノ▽ノ)


先週は病友Aさんとの春直前遠足に電車とバス乗り継ぎながら、京都へ行って参りました。

お互いにBPA前は京都のような遠出は、酸素ボンベカートや替えボンベを積んだ車で、夫に連れて行ってもらうしかなかったので、

たぶん、健康に問題ない女性ペアよりは、"うれしたのし"度は高いのではと思う。



この度の目的は2つの美術館観賞。

はじめに行ったのは細見美術館で大盛況(って昨日夕刊でも)の、




これは夫とはよう行かんわ、でもまたとない貴重な機会よ!と意見が一致。


平日にもかかわらず、行列、入場制限!
中に入ってからもずっと行列のまま。

何の予備知識も無いまま入った能天気な私達。
その部分ばかりが誇張された、そしてこれでもかってぐらいの膨大な数の絵、

グロテスクとさえ思うそれらに、わくわくノリノリだった気分は次第に下降、見終える頃には二人ともヘロヘロ、げんなり…
(´д`|||)


の割には、最後のショップで展示録の本のサンプルを、ページ1枚ずつめくっては、ああこれこれ、可笑しかったよねとか、こんなんなかったなあとかツッコミ合う……
気分悪かったんちゃうん!?(^_^;)





実際びっくりぽんの連続でありました。


さまざまな画家、時の流れと共に変わっていく作風、色使い、顔の表情、着物や道具の細やかな紋様、絵本には小さな美しい筆文字、

そして庶民に娯楽として広めるために必要不可欠の印刷技術、はたまた女子のための性教育の教科書(私たちが保健体育でも習わないような)に至るまで、

芸術と言われる所以は随所で納得!


見てきたびっくりぽんは本当は覚えている限り紹介したいけど、知らずに行って驚くほうがいいと思うので、詳しくはナイショにします。


気分悪くなってでも、観に行ってよかった。こんなことがこの時代に娯楽として芸術として文化として、実際にあったなんて知らなかった。


その後出てすぐのおばんざいのお店で、お昼ご飯をと思ったら並んでいたので、ほかのお店は辺りになく、少し離れたロームシアターの上へ行ったけど、やっぱり並ぶ。


そこはイタリアンっぽかったので、どうせ並ぶなら京のおばんざいにしようと、またさっきのお店に引き返す。


結局それだけロスした時間と目に映る景色が、私達には必要だったからよかったねと、

4品のおばんざい、ミニおろしそば、抹茶ごま豆腐、黒豆ごはんを大満足でいただく。

でなかったら、あれだけの量のグロテスク画の直後ではとても食べれる気分じゃなかったよね、と言い合いながら完食。(いやいや、ほんとはダイエットすべき私には直後の方が…)





次に向かうは京都国立近代美術館。




昨年文化勲章受賞の志村ふくみさん、文句なしにすばらしい!
Ψ( ̄∇ ̄)Ψ


草木染め、斬新なデザイン、紬の創作、近年の作品も多々あり、ご高齢にかかわらず、その創作意欲に目を見張る。


美しさに溜息が出る。
こういった人に遭遇するたび、同じ人の一生なのにこうも違うものかと、違う溜息も出る。


どうすばらしいのか、私の陳腐な言葉で表すのもおこがましい。
これもつい数日前朝日新聞で的確な表現の評が載っていたので、専門家に任せます。


なのに!
なのにこの崇高な作品群の真ん中で、ぐうぐう寝ていた私ってどうよ!


展示に見とれているはずなのに、なぜか歩む足が異常に重く眠気でカクンと膝を折りそうになって、

Aさんがここでちょっと眠ったらと誘ってくれて、2人で作品の中央の休憩椅子に腰掛け、分厚い作品集を見ていたら、

つかの間熟睡、静寂の中でバーン!とその本を床へ落として、怒られるわーと次の展示室へ。


そこでは志村ふくみさんや作品と一体化したさまざまな自然の画像に、機織りのカタンカタンや海のザザーって音にまた熟睡。


終わりかけでようやく目が開いた私は、やっと目覚めたわと隣を向くと、Aさんもすやすや( 〃▽〃)


そうよね、Aさんもお疲れさまだものね。





昨年もあったなあ、こんなことが。
病後、積極的に初体験しようと毎年の目標に掲げていた私は、大枚はたいて初歌舞伎に。

半年前から楽しみにしていたし、現代歌舞伎でわかりやすく面白いにもかかわらず、ほとんどの時間どうしようもない眠気で船漕ぎ続けて。(一万円分ぐらい捨ててもた)


その時は結構な距離を歩いた後だった。
このたびは、電車の乗り継ぎに間に合うよう、平地も階段もわずかな距離小走りをした。病後禁じていた小走りを!

とはいっても早歩きだけどちょっと浮いてるぜの程度。その後は必死で呼吸を整えるのだけど、なかなか酸素が入って来ない感じ。

でもしばらくしたらすぐ戻るので、ついに小走ったぞ!と内心嬉しく思っていた。


それは高山病と一緒で酸欠やから、調子に乗ったら失神してまた逆戻りやで!
と、後で夫に言われる。


そんなわけないやんとどこか言い切れないところが弱いのだけど、まあ、Aさんと楽しく無事に帰って来れて良かった。


Aさんの方がよほど体にこたえておられるはずと思うのに、いつもシャンシャン歩いて笑っておられる。


笑って笑って、笑い合える方に出会えて、神様に感謝します。
と、平安神宮で手を合わせて帰ってきたのでした!