今回は再び香川県の讃岐うどんのお店を紹介します。
2021年1月1日より、以前に紹介した連絡船うどん店が当面の間臨時店休となり、高松駅へ着いてからうどんを食べたいという方で悩んでおられる方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は連絡船うどん店と同じ系列が運営している高松駅近くの店舗を紹介します。
今回紹介するのは「めりけんや高松駅前店」です。
JR四国グループ傘下の株式会社めりけんやが運営する店舗で、店休中の連絡船うどん店と同じ系列となっています。
以前は駅構内で素早く手軽に食べたいという方は連絡船うどん店、天ぷらなどを選んで座ってゆっくり食べたいという方はめりけんや高松駅前店という形で棲み分けができていましたが、連絡船うどん店の店休以降は実質こちらの店舗に集約された形になっています。
高松駅を出てすぐ、高速バスターミナルの道路向かい側にあり、駅からのアクセスも僅か数分という好立地となっているため、手軽に讃岐うどんを楽しめる店舗として旅行者などに根強い人気があります。
お店に入るとまずはうどんを注文し、並んでいる天ぷらやご飯ものなどを取っていった後、レジ前で出来上がったうどんが提供されて会計という形のセルフサービススタイルのお店となっています。会計後は自分で好きな席へと移動し、食後は食器を自分で返却口に片づけます。
先にも述べたように、こちらの店舗は連絡船うどん店とは対照的に座ってゆっくりと食べられるスタイルのお店となっているため、席数も多く、メニューも充実しています。
うどんはかけうどんの小が210円、ざるうどん小が300円、釜あげうどん小が300円、肉うどん小が430円、ぶっかけうどんの小が350円などとなっています。ワンコイン500円でお腹いっぱいになれる程度の価格設定は本場の讃岐うどん店であることをしっかりと感じさせられます。
今回はしょうゆうどん小(350円)にじゃこ天とちくわ天を追加しました。味のついていない冷たい麺にしょうゆをかけていただくシンプルなスタイルですが、麺本来の味やしっかりとしたコシが楽しめるのでおすすめです。普段のしょうゆうどんはレモンがついてくるようですが、この時は冷やしすだちうどん祭りということで、レモンではなく徳島名産のすだちがついてきました。よりさっぱりといただくことができましたので、ぜひすだち入りのメニューはまたやってほしいと思います。
じゃこ天は170円と少し高めですが、四国のじゃこ天はすり身がとても新鮮で本当に美味しいので、ぜひ四国へ訪れた際は食べていただきたい逸品です。
このほか、四国らしいメニューとしては鳴門わかめうどん(小330円)、また冬場はしっぽくうどん(小480円)などがあります。
連絡船うどん店は店休となってしまいましたが、こちらのめりけんや高松駅前店は鉄道利用者などが減る現状でも頑張って営業されており、高松駅から近い貴重なさぬきうどん店となっています。朝も早くから営業しており、サンライズ瀬戸号を降りてすぐに朝食としてうどんをいただくことも可能です。四国へのご旅行やお仕事、帰省などの際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お店のデータ
めりけんや 高松駅前店
住所:香川県高松市西の丸町6-20
アクセス:JR高松駅より徒歩約2分。高速バスターミナルと道路を挟んだ向かい側付近。ミニストップ横。
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