チェンマイ バスターミナル3(新アーケードバスターミナル) | 世界バス轉運站

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前回、前々回とバンコクとチェンマイを結ぶ夜行列車の様子を紹介しましたが、今回はチェンマイのバスターミナルについて紹介します。

 

 

チェンマイの郊外にあるチェンマイ・バスターミナル3(新アーケードバスターミナル)です。

アーケードには道を挟んで2つのバスターミナルがありますが、こちらの方が後に建てられたため新しく、民営のバス事業者を中心に多くのバス路線が運行されています。

チェンマイは鉄道が北本線のひとつしか来ていないため、長距離バスが非常に多く運行されています。

 

 

バスターミナルの玄関を入ると、まずは多くの事業者の乗車券窓口が販売されています。チェンライ行きなどはひとつの事業者(グリーンバス)が運行しているのみですが、バンコク行きは多くの事業者が運行しており、運賃やサービス面、乗務員の対応などにも大きな差があるようです。すぐにあるバスを客引きしている窓口も多くありますが、車両なども見て慎重に判断した方がよさそうです。

 

 

窓口のあるフロアーから更に奥へ進むと、バスターミナルの案内所や売店などがあります。売店では飲み物やお菓子、パンなどを売っており、軽食程度であればこちらで調達することが可能です。

タイは暑い国ですので、水分補給などにはこの売店を活用するとよいと思います。

トイレは案内所の横とホーム奥に1か所ずつありますがどちらも有料でトイレットペーパーもありません。もし時間に余裕があれば、隣にあるショッピングモールまで行けば無料で使えるきれいなトイレがあります。

 

 

更に進むとホームがあります。ホームはかなり広くなっていますが、主に手前の方が発着が多く、奥は到着便や一部のバンコク行き、夜行便などが使用するようになっています。

 

 

ホームでは食堂が二軒営業しています。ひとつは夜行便の発車する21:00頃まで営業しており、朝から夜までバス利用者の胃袋を満たしてくれます。

タイ北部料理のカオソーイ(骨付きチキン入りカレーラーメン)もこちらで楽しむことができます。

 

 

ホームには手荷物の一時預かり所もあり、朝8時~夜21時まで営業しています。この近くにはマッサージ店もあり、バスの発車前や到着後にマッサージを受けることもできます。

 

 

それではチェンマイ・バスターミナル3から運行されている路線を簡単に紹介します。

まずはバンコク行き。多くの事業者が運行しており、朝から深夜まで合計毎時1本以上は出ているように感じます。バスターミナル3から出ているバンコク行きは民営の事業者運行ということで車両のクオリティには大きな差がありますが、基本的には3列シート・トイレ付のVIPバス、4列シート・トイレ付のファーストクラスバス、4列シート・トイレなしのセカンドクラスバスに分かれていますので、乗車券を買う前によく確認するようにしましょう。

左側のSombat Tourのバスなどは車両も新しくきれいで、利用者も多いように見えました。

 

 

外国人旅行者にもよく利用されているのがこちらのナコンチャイエアのバスです。

ナコンチャイエアもバンコク行きを運行しています。こちらはファーストクラスが3列シート、ゴールドクラス、シルバークラスが4列シートのバスになりますのでご注意ください。

 

 

チェンマイからは鉄道でカバーできないエリアの路線も充実しており、これらは地元のバス事業者であるグリーンバスが運行しています。

特に旅行者の利用が多いのはチェンライ、メーサイ行きのバス。チェンライへは鉄道が通っていないため、チェンマイへ夜行列車などで来て、ここからチェンライへバスで向かう旅行者も少なくないでしょう。

メーサイはタイ最北端の街で、ミャンマーへの国境がありますが、国境を通過するには許可証が必要となります。ただ、両国の人々が行き交う活気ある街ということで訪問する価値は高いでしょう。

運行は基本的にチェンライ経由メーサイ行きという形になり、チェンライ止まりのバスも多くあります。バスの種類はVクラス、Xクラス、Aクラスの3つがあり、恐らくはVクラスが3列シート、Xクラスが4列シート、Aクラスがトイレなしの4列シートであると思われます。チェンライ・メーサイ行きは多くがトイレ付のVクラス及びXクラスによる運行で、トイレは後部に設置されていました。

 

 

こちらはパヤオ行き。こちらはラオスとの国境に接する北部の街へ向かいます。

パヤオ行きは直行便のほか、ランパーン経由やパヤオ経由ナーン行きなども少数存在します。

こちらもチェンライ行きなどと同じ3つのクラスにて運行されています。

 

こちらはチェンコーン行き。こちらもメコン川を挟んでラオスと国境を接する北部の街です。

チェンコーン行きはチェンライ経由とパヤオ経由の2つの経由便があります。

こちらはVクラスとXクラスの2つのクラスで運行されています。

 

 

こちらはナーン行き。こちらもラオスと国境を接する街です。

ナーン行きはパヤオ経由とランパーン経由が運行されています。

この路線も3つのクラスにて運行されています。

 

 

こちらはプーケット行き。チェンマイを昼12時30分に出発し、ランパーン、ナコンサワンなどを経由し、プーケットには翌日の昼12時に到着する長距離夜行路線です。

この路線は毎日1往復、Vクラスのみの運行となります。

 

グリーンバスではこのほかにもプレー行きやメーソート行きのバスも運行しています。

 

 

その他の民営事業者が運行する路線も紹介します。

こちらはPhetprasertバス。ナコーンパノム行きやウボンラーチャターニー行き、コンケーン行きを運行しています。車両は主に4列シートの二階建てバスを使用しています。

 

 

こちらは事業者名まではよくわかりませんでしたが、ナコーンラーチャシーマー行きのバス。

VIPの表記がありますので、恐らくは3列シートのトイレ付バスであると思われます。

 

 

夜20~21時頃のターミナル3へ来てみると、バンコク方面を中心に夜行バスがひっきりなしに発車していました。同じ事業者が同じ時刻に異なる2つのクラスのバスを同時に発車させるなど、東京~大阪間のバス並の頻度やバリエーションのバスが運行されています。

 

人気の少なくなった窓口フロアでは、係員が顔を出してバスの空席を発売していました。

 

 

また、乗り場で直接当日券を発売する事業者もあり、バンコク行きのバスの需要はタイでも一・二を争う高さのようです。

 

アーケードにはもうひとつのバスターミナル(ターミナル2)がありますが、そちらは別記事で紹介します。