文化庁が、新潟市美術館で開催予定の「奈良の古寺と仏像展」で、中宮寺の菩薩半跏(はんか)像などの国宝や重要文化財の展示を「管理がずさんで、認めない」と市に伝えていたことが9日、わかった。

 同美術館は展示品にカビが生えたり、クモが見つかるなどして問題になっている。開催が差し迫った展示会で、文化庁が「展示を認めない」と通告するのは異例。

 仏像展は4月24日から6月13日の予定で、法隆寺・観音菩薩立像、東大寺・弥勒菩薩立像など重要文化財13点も展示されることになっている。

 重要文化財を所有者以外が展示する場合、文化庁の許可が必要なため、市は昨年6月に許可を申請するための協議を始めた。

 ところが、この直後の昨年7月、展示作品にカビが発生し、文化庁から改善を求められた。さらに、今年2月下旬には、別の展示品の電動カート付近にクモが20匹以上見つかっていた。

 このため、文化庁は正式な申請がある前の段階で、「国宝などの展示は不適格」と判断した。

 仏像展の名誉実行委員長を務める篠田昭・新潟市長は「正式な判断とは受け取っていない」としているが、館長を更迭するなどして予定通り開催を目指す考えを示している。

実質年3.8%増に下方修正=10~12月期GDP改定値-内閣府(時事通信)
<東文研>確認前に「お墨付き」 クモ発生の新潟市美術館に(毎日新聞)
SS身柄引き渡しに官房長官「司法が適切に判断」(産経新聞)
容疑者の菓子盗み食い、巡査を減給処分(読売新聞)
医療機関の倒産、2月は4件―帝国データ(医療介護CBニュース)