あの人を思ふ
先日、私の叔父が逝った
叔父はフルート奏者であり劇団俳優であった
昨年9月の海外公演の頃から体の不調を訴え、精密検査の結果、右上肺部に悪性腫瘍が見つかった。ガンである。
放射線治療に伴う体力低下を嫌がり、痛み止めのみの投薬。
最期まで俳優として舞台に生きたいとの意思である。
そして、先月の2月4・5日「一世一代 福森慶之助・ゴドーを待ちながら」の舞台に立った
自らの命と魂をかけて臨んだ舞台
最後になるかもしれないと、劇団の方々が急遽日程を調整して下さり実現に至り400名以上の方々に来場頂いた
サミュエル・ベケット原作の戯曲「ゴドーを待ちながら」は名作不条理劇として有名で、何十ヶ国語にも翻訳されている
ゴドーという人物を待つ二人の男
その日もゴドーはやってこない
くりかえす日常
原作では台詞は一切ない
台詞があっても難解なこの戯曲を彼らは身体表現で上演する
この超シュールな展開にもかかわらず、
役者と観客が一体となった
その時、叔父が突然喋り出す
「では、ここらでボチボチ。本日はご来場誠にありがとうございました。これにて終わります。」
エッ、まだ始まってから10分も経っていない
すかさず相方がツッコミを入れる
「それアカンやろ!俺らはゴドーを待ってるだから!」
「ああ、そうやった」
観客は大爆笑であった
(公演後、原作サミュエル・ベケットの遺志により台詞を使用しない事の著作権侵害によりフランス著作権事務所よりクレームが入り、題名を「一世一代 福森慶之助 又、何処かで」に変更)(笑)
その公演からわずか35日後
「では、ここらでボチボチ」
と、叔父は逝ってしまった
「それアカンやろ!」
「それアカンやろ!」
「それアカンやろ!」
棺に納められた叔父の顔を見ながら、ふと思う
「叔父はもっとやりたかったんやろか?それとも全てをやり遂げたんやろか?」
座長が言う
「彼は全てをやり遂げた、満足に溢れた顔をしているよ。最期の幕引きまで自分でやってのけたのだから。最高の役者だったよ、誰も敵わない。」
哲学者で近畿大学教授 清眞人氏
創作訪問記 遊ぶ人は遊ぶ眼をもって
~福森慶之助さんを訪ねて~
http://www.justmystage.com/home/mahitohp/fukumori.html
合掌
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テクニカルな春告魚(メバル)
昨日の夜は、昨年からハマっているプラグメバルに出撃でございます
日没前に現場に到着
心配した風もなく、絶好のメバル日和
しかし、ベタ凪すぎていい流れが無い感じです
戦闘服に着替え、いざエントリー
ルアーはいつものワンダー45
私はこのルアーで、流れを探して歩くのですが…
予想通りスッカスカでございます(泣)
広いサーフ、本日の相方さんと右と左に分かれサーチを続けますが、いつものクーっと流れるヨレがありません
そして作戦変更です
ワンダー45 FKレーザーゴースト
作戦変更がパターンにハマりアタリ連発
いつもは流れの中を通すとゴツんとルアーを引ったくってくれるのですが…
今回のピンポイント作戦はKISSバイトを如何にして喰わせるか、どうやってキャッチバイトに持ち込むかの勝負です
ワンダー45 FKピンクハーフブルー
遠くで本日の相方さんも、アーッ、アーッと叫んでいます
きっと、私と同じことをやっていたのでしょう
もう夢中です
そして夜勤明けのふくちゃんさん到着
ウェダーに穴があいているらしく、冷たい冷たいと言いながらも、メバペンソリッドで良型キャッチ!
テクニカルな春告魚に夢中になりすぎ~
気がつけば6時間
浸かりっぱなしでございます
結局キャッチできたのはこれだけ(泣)
本日の相方さん
15匹以上キャッチ(@@)
流石でございます
もう、お尻も太ももも背中もパンパン
そして、ヒラ狙いに行ってらしたユタカさんから入電
濃い作戦会議が始まり
そしてそして再び皆さんで旅立って行かれました( ゚д゚ )
↑その後のふくちゃんさんからのメール
釣ってはるやん
ウェダー修理して下さいませ(笑)
ガチ先生ありがとう
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