あまりに早く到着の予感がされたため、
さらにことのほか”ポカポカ陽気”のために
コスモスクエアより一駅手前で下車する。
ゆるくりと そして またるりと ひと駅分をお散歩に充てた。
10年ぶりくらいのATC。
WEEZER・ジョンスペ・マリリンマンソン。
サマーソニックの思い出が蘇ってきた。
砂埃の中、 汗まみれで踊ると Tシャツの色は原色を留めずに
結局 上半身裸になって 500円のバドワイザーを浴びるように飲んだ。
結構 どうでも良いことのほうが 鮮明に残ってるモンである。
歩みを進めると “ミズノ本社”の恐ろしいくらいでっかい ビルに
「世界の 室伏広治」 の販促用 ポスターが掛かっている。
【 完走おめでとう! すべてのランナーに 金メダルを! 】
圧倒的なフライング!!
「ヘイ!ちょっと気が早いで ないのかい?」
「軽~くプレッシャーでしょうがね!!」
小声で文句を言いながら 田舎モンはビルにカメラを向ける。
そうこうして 見えてきました“インテックス大阪!”
明日の本番はゴールになる “インテックス大阪!”
こんなの昔からあったけか?の “インテックス大阪!”
(昔からあったことが 後に判明)
思った以上に人が多くなかったんですが 一先ずそれなりに列へ。
約20名ほどの最後尾に腰を下ろします。
爽やかな日差しのもと ワタクシの前には 長崎からいらした 40代の男性。
これから3時間を共に過ごすこととなる。
その男性も2度目のフルマラソンとのことで意気投合。
夜行で来て 1泊して 走ってから また夜行で帰郷。
ワタクシよりも強行スケジュールである。
「 お兄さん、3時間くらいで走ったんでしょ、東京w 」
なんて ニヤリと言われたもんなんで、
『 えぇ、まぁ、 5時間半でした・・・、へへへ。 』
と返すと
「 そだよね。 おれもそんな感じですよ~。 」 とのこと。
その刹那、確実にサブファイブ(5時間切り)の匂いを感じたが
敢えて突っ込むようなことはしなかった。
11時会場だが 1時間前に日陰に通される。
会場の入り口前だ。
色んなパーツが東京マラソンと激似なため そんなに戸惑いは、ない。
けれど やっぱり カメラを構える三十路ランナーのワタクシ。
しゃがんでいるとお尻が痺れてくるんですが
イタタタタ!!と我慢が出来なくなった時 ちょうど開場となりました。
つづく