暗記力。
暗記力。
ほんわかぱっぱあほんわかぱっぱあ、
暗記力。
たららららん。
さるにても我がつまの秋よりさきに必ずと。いうべの数は重なれど。徒し言葉の人ごころ。頼めて来ぬ夜は積もれども。欄干に立ちつくして。其方の空よと眺むれば。夕暮の秋風。嵐、山颪野分も。あの松をこそは訪るれ。我が待つ人よりのおとづれを何時聞かまし。
…暗記の為のツールにブログを使うなよ。
古典、苦手なんだよ。
…爆弾発言かよ能楽師。
風の便りと思えども。夏もはや杉の窓の。秋風冷ややかに吹き落ちて團雪の。扇も雪なれば。名を聞くもすさまじくて。しうふう恨みあり。よしや思えばこれもげに。逢うは別れなるべし。その報いなれば今さら。世をも人をも恨むまじただ思われぬ身の程を。思い続けて獨居の班女が閨ぞ淋しき。
ただね。
何度か繰り返して口に出してみると、
言葉ひとつひとつの意味よりも、響きの美しさが視えてくる。
ビートルズのジョン・レノンの例えばAcross the Universeみたいに、
何ていうか、響きが意味そのもののような。
だから
何にも分からない外国のヒトにも、言葉のビートのみでニュアンスが伝えられなければ、
お受験勉強の稚拙な世界に、
舞台芸術が敗北した事になる。
そうは思わないかい?ミコシヒデアキ君。
ど、どうして僕の名を…。
ふっ、知らないものはないさ。
カヲル君…。
つーか知っとけや、ぼけぇ。
はよ暗記せんかい、われぇ。
わぁあお。
畏まって候だぉ。