もしもこのブログを読んでくださっている方で服飾関係の方がいらっしゃったら、ちょろっとこんなのも作ってみてねの コーナー。




或いは既にあるのかもだけれど。




えっとですね、



ミコシの好きな能装束に¨水衣¨というのがあります。



今回はミコシ本人の水衣姿の画像がないので、同じ流派の松野師の高砂から



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あとは熊谷師の花月から




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上に羽織っている薄い衣が水衣(みずごろも) なんだけど、これをもちっとコンパクトにして現代着に応用できないかなと。



本来は長袖だら~んとした服なんだけど、何か仕事といいますか作業をする時は(役は)袖の真ん中あたりを首の襟口までもってきて糸でとめてます。



袖口は元々広いし、生地を工夫すればかなり涼しい服ができるのではないかと。






それとこういう、生地は薄くても嵩張る服を着こなすと姿勢がよくなります。



前に呼吸と体感温度の話をしましたが、身のこなし、作法などでも体感温度はかなり変わってきます。



姿勢をよくして涼しげに立ち振る舞うだけでかなりのクールビズになるのです。



服がヒトを育て鍛錬する。



ミコシもまだまだまだまだまだまだだけど、快適なヒトでいたいので、一歩一歩精進していこうと思うのです。




究極の快楽主義者。




そうあれたらなと願います。








草々。











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