7月22日からスタートしたGotoトラベルキャンペーン。

あと10日で、丸3ケ月をむかえる。

 

 

当初(7月)はコロナ感染者の再び増加もあり、

動きが弱かったものの、9月の連休を皮切りに、

徐々に勢いを増している。

 

ところが、

イケイケの状態のgotoキャンペーンに水を差す事態が発生している。

楽天、じゃらん、一休(ヤフー)を中心に、各OTAでの

宿泊割引補助額の上限設定が10月に入り、起こり始めた。

 

これには、旅館、ホテルなどの宿泊事業者もざわつき、たじろいだ。

また次第に、情報が行き届いていない消費者の間でも、

不満の声が広がり始めた。

メディアでも大きく報道され、加藤官房長官や赤羽国土交通大臣も、

早急な対応策を講じると、報道した。

 

全体予算に対する予算消化(9月15日時点で)が

想像以上に少なかったのは、誰もが驚いたことだと思う。

 

そして誰もが、

Gotoトラベルキャンペーンが年度末ギリギリまで延長になることを

頭の中で確信した。

そのあとのまさかの水差し事件(上限設定)だったので、誰もが驚いた。

 

宿泊代が最大で14,000円割引になっていたのに、

急に、最大3,500円になるなんて、

Gotoトラベルキャンペーンは、【詐欺】

みたいに思うのは当然である。

 

高額割引だと、今まで止まれなかった高級旅館に泊まりたいというのは、

消費者の心理としては、仕方のないことだし、良いことだと思う。

 

その裏では、gotoキャンペーンの恩恵をほとんど受けない施設があるのも事実。

「公平性」がないということで、今回は仕切り直しになった訳だが、

3,500円の最大割引を受けるとなると、一番得をするのは、

10,000円前後のプランになる。

 

確かに、じゃらんやヤフーなどは、高額プランの売れ行きは悪くなるかもしれないが、

私のクライアント様でも、3,500円割引でも、

全然関係なく、高額プランが売れ続けたり、

今回の条件設定で、10,000円前後の宿泊施設にお客が流れるだろうという

単純な図式にはならないのが、机上では解決しない不思議なところだ。

 

なぜ、そうなるのかと考えてみた。

そして、一つの確信をもった。

 

(政府が後押しするgotoキャンペーンという追い風を受け)

今までずっと閉じ込められた消費者の旅行マインドが

どんどんと上昇・回復していく中で、

割引額が大幅に減っても、

消費者マインドを変えるまでには至らないということだ。

 

旅館経営者からも、gotoキャンペーンが終わったら、

またあの地獄のような日が待っているのだろうか??と聞かれるが、

今年の4月・5月とは全然状況も違っており、

確実に、1歩1歩と、復活のシナリオ階段を登り始めているのは間違いなく、

来年の3月あたり(2月は延長濃厚なので)は、

消費者マインドがリセット(旅行への抵抗感が緩和)された時点であろうと思う。

 

大切なのは、

早めにgotoキャンペーンの観光バブルから目を覚まし、

3月以降の対策を今のうちから準備することだと思う。

 

アフターコロナ、アフターGOTOの対策を行うには、

今利用していただいているお客様の声(生の声、クチコミ)を

しっかりと収集し、分析し、すぐに出来ることから改善することだ。

当たり前のことではあるが、当たり前のことを実行できている

施設は本当に少ないのも事実だ。