今日は身体と心に備わっている機能について最近思っていることを書いてみようと思います。
身体には、元に戻ろうとする力があります。
たとえば、暑かったり身体を動かしたら、熱を放出するために汗をかいたり、逆に寒いときは体を震わせて熱を出そうとして、体温をキープしようとしたり。
それをホメオスタシス(恒常性)と呼びます。
ホメオスタシスは、自己治癒力を保つうえでも必要な機能です。
身体の機能として備わってするものですが、心にもそのホメオスタシスというのは働いているようです。
たまに、すごくハイになった後落ち込むって人と遭遇したりしますが、それってダイエットしたあとにリバウンドするのと同じような仕組みかもしれない、と思っています。
そして心のホメオスタシスが関係しているのでは無いかと思います。
気持ちに大きな変化が起きるような出来事があったりして、何か大きな気づきがあったり、それによって「変わろう」「これからこうしていこう」というのが湧いたりすることってありますよね。
でも、それがたとえ良い方向の変化であったとしても、心のホメオスタシス、本能としての働きでいえば、それは異常事態と判断されて、元に戻ろうとする働きが起きてしまうようです。
私たちの意識的には、それは「これはプラスなこと、これは受け入れたくないマイナスなこと」という判断ができますので、プラスな方向の変化はそれを継続したいと考えます。
でも、心の機能的にはそれがプラスだろうがマイナスだろうが関係ありません。
同じように元に戻ろうとする働きが起きるので、それをそのままにしていたら、たんに気づきは気づきで「あー、心が成長したな」という満足で終わっちゃうことだってあるのです。
何か気づきの出来事があったとして、それを人生のターニングポイントにしていく人もいれば、それをただ受け入れてほとんどそれまでと変わらない人がいます。
きっかけがあったからといって、かわらなければいけないってわけではありません。
常に私たちは自由に選択することができますから。
でも、ずっと変わりたいって思っていて、そしてその機会があったとして、変わろうと思ったとしても。
そのままにしていたら、ホメオスタシスが働いて、テンションいつもどおり・・に戻ってしまうのは心の機能がそう働くからなんです。
もし変化を起こそうとするのなら、やっぱり「即行動」なんだろうな、と思います。
きっかけがあった時ばかりのときというのは、ホメオスタシスの働きよりも自分のモチベーションのほうが優っているときなので、行動するなら早いうちがよいのです。
そしてその気持ちを維持していくのには、「その状態に入れる何か」の場を持つのが良いと思います。
それをみると気持ちが上がるとか。その人に会うと気持ちが上がるとか。
それを感じる何かに触れる機会を多く持てるようにするのがいいようです。
あとは、同志とかサポートしてくれる人がいたりすることですよね。
私も、どちらかというと自分で何とかしたがるタイプですが、思い返すと、同志とかリードしてくれる人がいた時って気持ちを維持できていたなと思うんですよね。
気持ちが変わるきっかけとか、出来事というのは人生の中で何度か訪れますが、変わろうとしていたのに、そのままになってしまわないように
せっかく踏み出しかけたその一歩を、引っこめたりしないで、さらに進んでいかれるとよいな と思いながら書いてみました。
これを読んでくたさったかたのうち必要な方の心に、何か響いたらと願っています。




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