最終日のことを書いちゃいますが、
今回のハワイでのワークショップ最終章とわけではないと思います・・・・多分。
まだまだ、書けていないことはたくさんあります。
でも、ちょっとこれを書いておきたい・・・・
そんな気持ちがあるので。
最終日の前の夜。
やっぱりややおそくまであったホオカヒ先生とのお話の後、
最終日は何をやりたいか、話し合って決めるように という先生の言葉で会合は終わり。
その後皆で雑談したりメール交換などしながら
明日は何をするか ということを話し合いして決めたのが
ボディワークをしたくもあるけど、やっぱり観たい!ということ。
「ロミのワークショップに何度か参加していたけど今回デイビットの『見本ロミ』で
ちょっとだけやってもらったのを見ただけで泣いてしまった」
・・・という生徒がいたほど、
生で見る、デイビットや先生のロミは感動してしまいます。
去年はその2人のロミを見る機会が多かったのですが、
今回はちょっと少なかったのでした。
なので、お2人のロミも見たくもありましたが
テンプルロミの創始者のカフ先生のロミは、さらに・・・・言葉になりません。
で、話し合った結果、カフナの話とカフ先生のロミのビデオを観よう ということになりました。
―――カフ先生は数年前になくなられていて、
私はお会いしたことがありません。
ビデオのなかで話をしたりロミをしているお姿を拝見したことがあるのみです。
二年前のカウアイでのワークショップで初めてカフセンセイのロミをビデオで見たとき
その姿に・・・・本当に圧倒されました。
私たちのロミとは相当かけ離れたもの・・・・
別物のように見えました。
それとともに、その昔、ロミロミが「神聖な儀式」だとされていたことを理解しました。
そのとき観ていたビデオは、イベントのデモンストレーションでしたが
ロミロミそのものは、「神聖な儀式」まさしくそうでした。
マッサージとか、癒しとか・・・そういうジャンルでさえもなく
「儀式」そのものだと感じたのです。

―――そうして最終日。
先ずはカフ先生が、カフナの哲学についてや、この学校のスタイルについてなど
説明をしているビデオシーンから観始めました。
カフ先生がおっしゃっていることを、ホオカヒ先生が説明を加えながら繰り返し、
そしてそれをMさんに通訳していただきました。
真剣に聞いていたい・・・・
でも、なぜか参加者の大半が眠気を催していました。
すごく話が深くて・・・・
多分、表面意識で聞いても深すぎてその真意が汲み取れないので
潜在意識のほうで聞く話なのかもしれない・・・・
そんな、感じでした。
そうして休憩の後、今度はカフ先生のロミのシーン。
それは、去年見せていただいたものと同じものでしたが
充分すぎでした。
今までひたすら圧倒されていただけでしたが
初めてカフ先生のビデオを観たときとはかなり違う印象を持ちました。
ビデオをまわしたままで、ホオカヒ先生が言いました。
「みんな、こんなロミロミをする可能性を持っています」と。
初めてそれを観たときは、あまりにもかけ離れていて
これはカフ先生のみしか行えない、ロミだ・・・
と思っていたのですが
ホオカヒ先生のその言葉に、少しだけ納得できる私がいました。
ただ、今の私にはかーーなーーーり、かけ離れてはいますが。
カフナ式のこのロミロミは技術にはそれほど重みをおいていません。
めちゃめちゃ難しい技がある とかではありません。
そこには、技術とかそういうものではないロミがあります。
言葉にはできにくいんですが・・・・
というか、言葉が見つからない。
一言では言えない。
まばたきさえもしたくないほどじっと見ていたい カフ先生のロミ。
観ているだけで、勝手に涙があふれてきました。
ようやく、涙を流すほどのゆとりを持って観ることが出来たのかも。
いままでただひたすら、圧倒されてましたから。
真似しようと思ってもできるものではありませんが
それより・・・・
心を震わす
それも、微震ではなくて、激震に近いかも・・・
そんなロミなのです。