父がこの世を去り、墓を建てた。緑に囲まれ、日陰ながら見晴らしが良く、風通しの良い場所を選んだ。

緑の竹林は心を清め、明日を見つめるにはちょうどうってつけの場所だろうと思いつつ、ご先祖様に手を合わせた。

先祖なしでは、今の自分は成り立たない。脈々と命を継承し、今を感じる事ができるのだと思うと、なおさら感謝の気持ちを綴りたくなるものだ。

父の笑顔が大好きだ。父と遊んだ記憶は少ないが、父の子で生まれて良かったと思う。だからここに来る。「笑顔前進」は自分と自分に関わる人たちへのメッセージだ。「笑顔前進」を自分たちの今と照らし合わせ、考えてほしい。この言葉に、僕からのメッセージが全て集約されている。

お盆にはお墓参りに行けるか分からなかったので、今年は早めに来た。まあ遅いより早い方がいいかな。