前回のブログの続きになります。
上高地No.1のニリンソウの名所である徳沢を後にし、横尾へと向かいます。
徳沢から歩く事1時間弱…横尾は散策スポットというよりは穂高連峰,槍ヶ岳などへの登山の拠点としての性格が強く、大正池や河童橋周辺のように軽装の観光客の姿は少なく、本格的な登山装備を身につけている人のほうが目につきます。
紅葉が美しい事でも知られる涸沢へと向かう横尾大橋の上からは、眼下を流れる梓川の清流の向こうにどーんとそびえ立つ前穂高岳を仰ぎ見る事が出来ますよ~!!
私が訪れた5月18,19日はまだ登山者の姿もまばらで、聴こえてくる音は青く澄んだ雪融け水が梓川を勢いよく流れ下る音と、野鳥のさえずり声のみ…喧騒とは無縁な中で透明感にあふれる山岳景観を堪能する事が出来ました♪
川沿いのケショウヤナギをはじめとする木々もまさに芽吹いたばかり…やわらかでみずみずしい新緑が、峰々の白い残雪や北アルプスブルーの清流にも負けないくらいにきらめいていました。
横尾大橋の少し手前からは、ほぼ垂直にそそり立つ屏風岩の一端をのぞむ事が出来ます。
上高地のどの場所でも青く澄みきっている梓川ですが、こちら横尾までさかのぼってくるとその青さと透明度がさらに冴えわたるんですよ~!!
まさに峰々に降り積もっていた雪から生まれたばかりの“混じりっ気ゼロの雪融け水”といった感じでして、水の冷たさも河童橋周辺以上!!天然の冷蔵庫になってくれそうなくらいです。
一口に“北アルプスブルー”と言いましても、ちょっとした条件の差によって微妙に色彩が変化するところもまた魅力的だったりします。
ちなみに梓川、横尾よりも上流になると『槍沢』という名称に変化するんですよ~。
後半は前回にひき続いて、7月9日に出かけてきました砺波チューリップ四季彩館の常設展『季節を彩る花々 ~夏~』の様子をご紹介させていただきますね~。
一年中いつでも開花している状態のチューリップに出会える砺波チューリップ四季彩館…メインのお花は言うまでもなくチューリップなのですが、その他にも四季折々にたくさんのお花が登場します。
梅雨明けを待ちわびる時季に咲くお花といいますと、ユリも忘れてはいけませんよね♪
この日もガラス張りの展示ホール『ワンダーガーデン』内にはカサブランカをはじめとするカラフルなユリ達が咲き誇っていましたよ~。
屋内展示という事もありまして、屋外では盛りを過ぎてクラシカルな色調になりつつある紫陽花もまだまだ額や装飾花が色鮮やかな状態を保っていました。
各所にこんな形で、雨の季節らしい演出が取り入れられていましたよ~。
続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。
一昨日7月21日、北陸地方に梅雨明け宣言が発表され、いよいよ本格的な夏が到来しました~!!
実は一昨日,昨日と剱・立山の峰々を眺めながらの山歩きを楽しんできたのですが、標高3,000M級の世界も既に夏らしさ満点!!
早朝には剱岳や立山主峰はもちろん、薬師岳や穂高・槍の姿もバッチリのぞむ事が出来ましたし、足下に咲く高山植物も可憐で可愛らしかったなぁ…また折を見てとり上げさせていただきたいと思っています。
今日までで大半の地方に夏の太陽がギラギラ輝く季節が到来したみたいですね♪
嬉しい反面、暑さはより厳しくなりますよね…皆様も熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいますように。