久しぶり&束の間の夏晴れの一日!!明け方にはパープル剱にも出会えましたよ~!! | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今日の富山はいったい何日ぶりだろう?というくらい本当に久しぶりのいいお天気!!爽やかな夏晴れの一日となりました!!

 

本来でしたら、ギラギラ輝く太陽に毎日のようにお目にかかれるはずの時季なのですが、今夏の北陸地方は8月を迎えて以降ずっと不安定な空模様が続いていまして、昨日もお昼前後には傘が役に立たないくらいの激しい雨が降り、部活動などで学校に向かっていた子ども達の中には服はもちろん、靴の中までグッショリになってしまった子もいたなぁ…。

 

そんなどしゃ降りから一転、今日は平野部では俄雨の心配もほぼないとの事でしたし、安心して家の窓を開けたり外に洗濯物や布団を干したりする事が出来ました♪

 

まだ暗い朝4時頃に起きて外を眺めてみたところ、星が瞬く空を月明かりに照らされた薄い雲が流れており、これは間違いなく素敵な日の出の風景に出会えそうだと直感しました。

東の空には北アルプスの峰々のシルエットも浮かび始めていましたので、久しぶりに早朝ドライブにLet‘s Go!!富山市の“立山あおぐ特等席”呉羽山に足をのばしてまいりました。

 

私の住む黒部市から呉羽山のある富山市中心部までは、車でだいたい1時間くらいかかります。

そして今日の日の出時刻は5時12分だったのですが、富山の平野部から眺めると剱・立山連峰は東に位置しているため、実際に朝陽が顔をのぞかせる時刻はそれよりも10分余り遅くなるのです。

 

早朝は国道も空いていますので、展望広場が設けられている呉羽山の山頂に到着したのは5時ちょっと前、辺りはもうすっかり明るくなっていました。

そして山頂から東の方向を眺めてみると…鋭く荒々しい標高2,999Mの剱岳の岩稜の上空にかかる東雲(しののめ)が、ほんのりピンク色に染まり始めていましたよ~!!

眼下に広がる富山の街のビルには、まだ所々灯りがともっていました。

 

やわらかなピンク色の雲とは対照的に、日の出前の剱・立山の峰々の色は重厚な紫色。

空がある程度明るくなってから日の出を迎える少し前までの数十分間、剱岳はこのような幻想的な紫色の彩りを魅せてくれるのですが、私はこれを勝手に“パープル剱”と呼んでいます。

そのパープルも時間帯や気象条件,あるいは季節によって青紫っぽかったり赤紫っぽかったり、微妙に異なる色彩になるんですよ~。

 

お日様よりも早く起きた人だけが目にする事の出来る、黎明の時刻限定の富山の平野部からの山岳景観です。

剱岳~立山~薬師岳へと連なる、標高3,000М級の峰々の大パノラマもとっても印象的だったなぁ。

 

空を流れる雲も、青い空との対比が映える美しいピンク色に色付いていました。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

今日はこんなにいいお天気だったのですが、残念ながらこれも長続きする事はないようでして…明日は再び雨が強まるかもしれないとの予報が出されています。

ここ最近、大雨被害が続発している北陸地方…大した影響が出なければよいのですが。