今回は、妊娠禁忌とされる精神薬を飲みながら妊娠した経緯について書こうと思います!!
紹介文はこちらです↓↓↓
これがブログで一番書きたかったことです![]()
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なぜなら私が悩んでいたとき、情報が全くなかったからです
そのせいで妊娠はもうできないと思い妊活が遅れてしまいました![]()
私が飲んでいる精神薬は3つ。妊活のために頑張って減薬しましたがこれだけは減らせませんでした![]()
①抗不安薬 エチゾラム0.25㎎ 1日2回
②眠剤 ゾルピデム5㎎ 1日1回
③抗うつ薬 トリプタノール 1日1回
②は妊娠中でも比較的安全とされる睡眠薬の部類です
①は、奇形リスクは高くないとされているが、赤ちゃんに一時的な離脱症状 が出ることがあるとして避けるべきとされています。しかし、服用が必要な場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合に限り、医師の指導のもと慎重に投与されます。
③は三環系抗うつ薬に分類され、私が精神疾患で苦しんでいた時期の日本の添付文書では、奇形リスクがあるため「妊娠中は原則禁忌・慎重投与」 という薬でした。
ただし、2024年~2025年現在は研究が進んだことで安全性が評価され 「完全な禁忌ではない」「状況により使用可能」 という考えに変わっています
今回改めて調べ直したら変わっていてびっくりしました!!
つまり当時私は③を飲んでいたので、婦人科と心療内科の主治医から「妊娠してはいけない」と言われていました。
私は引っ越しを期に、総合病院の精神科から引っ越し先の心療内科クリニックに転院したのですが、そのクリニックの院長先生の診察が人気で予約がとれず、私は非常勤の先生が主治医でした。
服薬により、病状も安定してきた為、妊活を再開したいことを伝えるとその非常勤医師から
「今の薬は妊娠してはいけない」
「妊娠したいならすぱっと薬を辞めたほうがいい」
と言われました![]()
そんな簡単に辞められたらこんなに苦労してません![]()
毎回その非常勤医師の言葉に傷つき、泣きながら薬局の薬剤師さんに話を聞いてもらいました。その薬剤師さんは
「急に薬を断薬するのは危険」
「辞めるなら少量づつ」
「薬を飲みながら妊娠してる人はいますよ」
と勇気付けてくれました
でも、お医者さんに妊娠しちゃ駄目って言われてるんだから駄目だよなぁ…と思って諦めて過ごしていました。
他への転院も考えましたが、ホームページで見つけたこのクリニックの院長先生にどうしても診察してもらいたくて!!何かのタイミングで一回でも診てもらえることを願って通い続けてました!!
すると!!!通って半年くらいたつと、その非常勤医師が妊娠して産休に入ることになったのです!
そして産休の間だけ院長先生が診察してくれることになりました![]()
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すると院長先生の診察では「この位の薬の量なら妊娠しても大丈夫だと思いますよ」と言ってもらえたのです!!
さらに!!
「1人だけの診断だと心配だと思うから」と
妊娠と薬情報センター
に相談することを勧めてくれました![]()
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/
すぐに、連携病院に相談にいくと海外の研究論文などで説明してくださり、
妊娠しても大丈夫とのことでした
※ただし本人の責任のもと
私はそこから妊活をすぐに開始して、半年後に自然妊娠して(今の所)無事健康な赤ちゃんを出産することができました。
もちろん絶対にリスクはないとは言いきれませんが…
私は院長先生に診察してもらえなかったら第二子には会えませんでした
情報を知っているかどうかによって人生が大きく左右される出来事でした。
なので、もし知らない方がいたら沢山の方に知ってもらいたいと思います!!
精神薬を飲んでいるから妊娠できないと諦めている方がいたら、「妊娠と薬情報センター」という相談先があるということを是非知ってもらえたらと思います!!
