我が家のメイドちゃんは、ご近所さん複数のところで働いています。
その中でも、彼女を最初に雇い、鍛えてくれて、育ててくれて、姉のような存在のTちゃんの本帰国が急遽決まった。
そんな状態で、Tちゃん本人も、周りもかなり衝撃で、ショックが大きいのに・・・。
誰よりも衝撃を受けているのが、メイドちゃん。
Tちゃんがそれを伝えた朝。
号泣(詳しくは、こちら )。
これは、想像していたが・・・。(多分、Tちゃん一家と、愛するTちゃんの娘チビちゃんに遭えなくなることを想像してこんなに泣いていると思われる。)
昨日も、物凄い負のオーラを漂わせてきた・・・という話をTちゃんから聞いていた。
そして、メイドちゃんが午後に入っている家に用事があり、行ったら・・・。
玄関が開いて、見覚えのないベトナム人が1人。
いや、良く見るとメイドちゃん!
あまりの顔の酷さ(=泣き過ぎで腫れあがっていた!)に私は気づかず・・・。
一瞬の間があり、やっと分かった次第。
しかも、開口一番、
「私は悲しい~~~~~」と言われた。
ここは、「私もだよ・・。」とかいろいろ聞いているとまた泣きそうなので、ドライに「そうだね。」で、終わらせた。
後から聞いた話。
そのお友だちの家でも負のオーラ全開のメイドちゃん。
いつも饒舌なメイドちゃんが話さないので、思わず友達から話しかけたそう。
でも、話す事は、全部T家が帰ることがいかに悲しいかと言うこと。
そして、号泣。
そっか、、、そこまで泣いた結果、再度顔が腫れ、私が分からないくらい全く別人に・・・。
いやね、みんな泣きたい気持ちは一緒だけれど、、そこを我慢してお別れしたいじゃん。
まあね、私達は日本でTちゃん一家と遭えるけれど、彼女のもう遭えないかも・・・と思う気持ちを汲むと察する意あまりあるけれど。
頑張ろうよ!メイドちゃん。
ちなみに、そんなメイドちゃんのよそに、チビちゃんは、「日本に帰るんだ~
でもね、もうハノイに戻ってこないよ~
(若干言っている意味がわかっているかは不明。)」とルンルン気分で会う人に話している。もちろん、日本語。良かった、ベトナム語じゃなくって。
感情的にやられると、ご乱心(自暴自棄)する。
大体1年に1回から2回。
ご乱心の内容は、休みたいとか、辞めたいとか、お給料あげてのいづれか。
でも、大抵落ち着いて話せば、正常に戻るわけで。大抵いつも戻る。
そして、この役目は今まで姉役のTちゃんだった。
今回のあまりのショックな状態でのご乱心は・・・。
賃金交渉
。
まぁ~私も友だちもいつものことなので、落ち着くまで待って、ゆっくり話そうと言うことになっています。
基本、根は良い子なので、ちゃんと話せば、今までの条件のまま、きちんとやってくれます。
ベトナム人にありがちな嫌々やってる・・・とかそういった事はない。
なので、1年に数回のご乱心。彼女のストレス発散だと思って付き合っていこう。
いつもはTちゃんが諭してくれていたけれど、これからは皆でやっていかなきゃね!
こういった事がある度に、Tちゃんの存在の大きさを感じるんだろうな・・・。
ところで、Tちゃん、最終日にメイドちゃんがチビちゃんを連れて行かないように見張ってないとね(笑)。