聖ペテロの洞窟教会。街の東側の山の中腹、崖に洞窟墳墓が有る中に、聖ペテロがアンティオキアに布教した際、この洞窟で主の教えを伝えたのが教会の始まりとされる。ファサードは十字軍時代。

洞窟教会から今のアンタキヤの街を見下ろす。

ハタイ考古学博物館で有名なヒッタイト新王国の王の石像。背面にヒッタイトの象形文字(楔形文字ともエジプトのヒエログリフとも違う)が刻まれている。

この博物館、収蔵するモザイクの量は凄いが、ハッキリ言ってゼウグマの質には負けている。色使いと絵画的表現に劣る、と言うか普通のモザイク表現。主題にちょっと面白い物があった。写真の十数メートルの床モザイク、ギリシア劇作家メナンドロスの作品をテーマにしている。劇の題名と登場人物が表されている。