お留守番

ここ数ヶ月、私がみずほにいない間スタッフ達は懸命に留守を守ってくれてます

普段から私を助けてくれてありがたいと思っていますが、

こうやって離れるとますますその気持ちは大きくなります。

マコトさんはみんなのお姉さん的な存在で、いつも私達を笑わせてくれます

原価計算が大の得意で、さすがはと思う主婦ぶりを厨房で発揮します。

いい食材を見つけると、キラリンと目が輝きます、マンガのように

ダイエットが趣味？・・・・よくダイエットしていますが、

そのやり方がオリジナルすぎて私達はついていけません（笑）

が、どんなことも前向きに捉える彼女は本当にすごい人やなと心から思います。

マイちゃんはスーパーアクティブで、何でも好奇心と持ち前のフットワークでトライします

仕事でももちろんそんなところがありますが、

先日も普通のスノーボードで満たされなくなったのか雪山登山までしていました

見た目（フォトクイーンに選ばれたのでかなりイケてる）とのギャップがすごい

彼女がいると自然に私達は楽しくなり、みずほも明るい空気になります！

サヤカは一言で言うと、どこに出しても恥ずかしくないお嬢さんやと出会った時から思っています

私は彼女のご両親もよく知っているので尊敬していますが、

彼女は礼儀はもちろん、人への気配りがすごくて私達もよく見習わされます。

『古き良き時代の日本女性』

彼女にはこの言葉がぴったりで、嫁にするならこいつや！といつも思います

優しくてみんなの体調もいつも心配してくれ、またよく差し入れも持ってきてくれます。

美味しいものに目がない私達は、すっかりサヤカの手作りスイーツに飼いならされています

エガミさんは土日のランチのパートさんです

彼女は経験が豊富で、みずほでいろんな作業的改善をしてくれました。

おかげで驚くほど効率が上がり、彼女なしのみずほは考えれません

昔ご実家の喫茶店を手伝っていた時川父がよくランチを食べにきていたそうで、

それを聞いた時から私は勝手に『川父がみずほのために呼んでくれた救世主』と思っています

最後にもっちゃん。

しっかりものの彼女に普段から頼るばっかりでしたが、

今回の私の留守も安心していられるのは一重に彼女のお陰です

『こんな時オーナーだったらどうするだろう』と考えながらみずほを切り盛りしてくれてます。

みんなが楽しく働ける職場作りを本人は意識せず作っており、

これは簡単なようでいてなかなかできないことだなと日ごろから私は思っています

私は彼女に相談することが多くいつも的確な判断をくれるので、私の良きパートナーでもあります

バイトさんはすでに結婚で何人か退社しており、今は彼女達がメインでみずほを守ってくれてます。

私は時々用事があってみずほに顔を出すのですが、

そのたびにみんなの顔を見ると癒され元気になります

常連さんにもよくそう言われるのですが、それが私にもよく分かりますこの頃（笑）

離れてみて、リスペクトしているメンバーと一緒に仕事をさせてもらえるという恵まれた環境に自分がいるのだと改めて思います。

残り１ヶ月弱・・・

彼女達と再び仕事できるのを心から楽しみにしています

東日本大震災

今回の大震災において、たくさんの犠牲になった方々に心からのお悔みを申し上げると共に、

被災された方々に対して心よりお見舞いを申し上げます。

選挙期間中でしたがまずはすぐできることをと、

事務所のスタッフみんなで献血に行ったり募金箱を設置したりしました

また勉強会での仲間の呼びかけで物資も限られた物だけですが集めて送ろうと、

ツイッターやフェイスブック、ブログ等で呼びかけたくさんの方に持ってきていただきました

被災された友人がいたので、

経験した人にしか分からない必要な物のアドバイスもとても役にたち、

私達の事務所だけで３トンほどの物資を確保できました

また同時期に白山市でチャリティーコンサートをやった方とのご縁もあり、

さらに２トンほどの物資を集めることができました

そして明後日１８日、ようやく岩手県へトラックで第一弾が出発することになりました

「何かできることをしたい」

そんな皆さんの温かい心を今回の震災をきっかけにたくさん見ました

私達だけではとても微力で何もできなかったのですが、

志同じくする仲間がいたり、それに共感してすぐ動いて下さったたくさんの人達のおかげで

一つになる力の強さを体感しました。

私にとってとてもかけがえのない経験だったと思います。

実際集め始めて仕分けが大変だったり、

毎日状況が変わる中で物資を送り出す方法も変えなくてはいけなかったりと色々ありましたが、

そのつど仲間や事務所のスタッフが手伝ってくれ解決しました

時には価値観の違いのせいか、

中傷的なことも言われ正直悲しくなったこともありました

ですが自分の活動をすべて支援活動に切り替えて動いていた主人に、

「自分達の町が物資の受け入れをしないなら、

トラック借りれたし被災地までダイレクトに運ぼうと思う」

そう言われ何かが吹っ切れました

普段は顔を見ればこぜり合いけなし合い私達ですが、

この時ばかりは主人を誇らしく思いました（笑）

今現在、仲良しのいとこ家族は連絡が取れましたが、友人はまだ不明のままです

一日も早い復興と生活の安定が訪れるよう心から祈っています。

また自分達ができることを長い目で探し続けようと思っています。

母について

ここで書く母は私の親ではなく、義理の、つまりはお姑さんのことです

いつも私は『お母さん』と呼び、私のことは今でも『きみちゃん』と呼びます

私が母と出会ったのはもう１５年前。

第一印象でとても優しい人やなぁと思ったことを今でもはっきり思い出せます

当時若くして結婚し、とても貧乏だった私達を母はいつも支えてくれました。

お金のない私達は週末必ず実家と嫁ぎ先に交代で食事に行き、

帰りは両手にいっぱい食料をもらっていました

またスーパーに行くと、１週間分の食料を買ってもらうこともしばしばありました

今は一緒に住んでいるので仕事中心の私の代わりに、

子供の面倒を見てくれたりご飯を作ってくれたりで助けてくれています

先日ひょんなことでふと思いました。

母はいつも笑っているし、いつもいろんな人に感謝しているなぁと。

８年前亡くなった父が議員職だったために５回も選挙を経験した彼女。

選挙はやった人にしか分からない想像を超えた大変さがあります

信じていた人に裏切られたり、あること無いことならまだしも明らかに無いことを中傷されたり

しかしその中で本当に信じあえる仲間や心から応援してくれる人たちと強い信頼関係もできます

短い期間にとても内容の濃い時間。

でも母はいつも笑っています。

「あー・・・本当に苦労して大変な思いをしてきた人は、こうやって小さなことにも感謝していつも笑ってるんやなぁ」

と、そばで見ていて改めて感じました。

『本当の優しさは強さの中にある』

極真空手での教えですが、母を見ているとその姿から教えられます

母は色んな意味で人生の大先輩であり、

私にとって尊敬して止まない存在です