ご無沙汰です…だいぶまとめるのに手こずってますた。。(´▽`*)
96年カードダスのみで展開していたオリジナルストーリー。
今回は第1弾をまとめてみました…だいぶ濃厚です。(笑)
このお話はSFC版「ロックマンX2(カウンターハンター編)」後のお話…

※内容は同じだけど、読みやすい方で読んでいただければと…
「簡易版」、順番に再構成した「カードダス版」と書いてます。
…好きな方でどうぞ。

★登場キャラクター紹介★
・エックス…17番隊所属設定は同じ。主人公。
・ゼロ…0番隊隊長特A級ハンター。エックスの相棒。
・レプリロイド…人型1個体の名称。
・Dr.ドップラー…ロックマンX3より先行で登場した科学者レプリロイド。
          EPISODE.1の今回の黒幕。
・カーチス…「インセプトチェイサー」と呼ばれる2人の片方。
・シュミット…「インセプトチェイサー」のもう1人。
・X-イクス…「半有機物質リミテッド」によって作られたもう1人の
        エックス。”X”を「イクス」と読む。
・リミートレプリロイド…リミテッドと融合したレプリロイドの名称。


♦(簡易版)♦
【EPISODE.1~REVIVAL ~】
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 マシンの性能を進化させる半有機物質「リミテッド」を生み出し、
その進化を促すため戦闘データの収集を始めたDr.ドップラーは、
過去のエックスに倒されたイレギュラーのボス達にリミテッドを
融合し再び復活させるとエックスを襲撃したのだった。
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 そんな戦いの中、エックスのバスターにリミテッドの一部が
付着していたのだった。一緒に行動していたゼロの援護で
再生ボス達を倒すエックスだったが、リミテッドによって
エックスのバスターは徐々に進化を始めていった…。
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 再生ボスの謎を探るため、エックスとゼロはそれぞれ調査を
開始した。…だがエックスに再び再生ボス達が襲い掛かる。
再生ボス達を倒していくエックスだったが、倒された再生ボス達から
次々とリミテッドを回収していく影が…
「インセプトチェイサー」が現れたのだった…。
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 そのころゼロは、Dr.ドップラーによる”進化する細胞”の
研究が怪しいと言う情報を掴んでいた。エックスとゼロは再び合流。
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 Dr.ドップラーがいると言う廃工場へと向かうが、そこには新たな
再生ボス達が待ち構えていた。再生ボス達を倒しているさなか、
再びインセプトチェイサーも現れる。エックスに付着したリミテッド
も戦いによってエックスのバスターもさらなる進化を遂げていく。
――――――――――――――――――――――――――――
 一方インセプトチェイサーが持ち帰ったリミテッドはエックスとの
戦闘データを元に進化を続け意思を持つまでになっていた。
そして、とうとう意思を持ったリミテッドはインセプトチェイサーの
ボディーを吸収…エックスに酷似したリミートレプリロイド
「X-イクス」へと変貌したのだった…。
――――――――――――――――――――――――――――
 イクスと戦いの最中、エックスもまた付着したリミテッドが進化
そして全身を覆うアーマーへと進化していく…。
激戦を繰り広げた中、アーマーを犠牲にしてイクスを倒すのだった。
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 イクスを倒すも束の間、そこにリミテットを生み出す
「マザーリミテッド」とDr.ドップラーが姿を現したのだ。
エックスとゼロは力を合わせ、ついにマザーリミテッド倒すのだった。
一連の事件は終焉を迎えた…。
――――――――――――――――――――――――――――
物語は「ロックマンX3(ドッペルタウン編)」に続きます。
その後⇒メガミッション EPISODE.2へと続く。


♦カードダス版♦
※(物語の順に再構成したので、ちょっと長い版です。)

【~プロローグ~】
Dr.ドップラーは己の作品「レプリブレイン・リミテッド」を
使って世界征服を目論む。
手始めにリミテッドの戦闘データーを集めるため過去のレプリロイド
と融合させてエックスと戦わせることにした。

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戦いの最中に現れた第1の刺客「ワイヤー・ヘチマ―ル・L」
「X2」で倒されたはずのヘチマ―ルだがリミテッドによって再生。
ワイヤーを4本備え強化していた…ところが融合していたリミテッドは
エックスの強さに恐怖し、憑依先をエックスに向けリミテッドの一片が
…その事でエックスの体にも異変が生じてしまう。
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エックスのバスターはみるみる進化し強力な物になっていった。
ゼロのバスターによってリミテッドの核は破壊されたため
かろうじて大事には至らなかった。
リミテットの謎を探るべく、ゼロは単身で調査を開始したのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
…だがエックスは自身の異変を気にしてはいられなかった。
次々とリミートレプリロイドの襲撃は続いたのだ。
新たな刺客「ブーメル・クワンガー・L」が現れたが、
パワーアップしていたエックスによって敗れる。
…そこへクワンガ―の残骸からリミテッドを抜き取る
「マントの大男」がいた……果たして彼は一体何者なのか?
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休む間もなく新たなる刺客が現れる「バーニン・ナウマンダー・L」
持ち前の巨体で戦いを挑むが、最後は自爆を図ろうとした…だが、
またもマントの大男が現れ自爆を阻止してリミテッドを抜き取って
姿を消した。先を進むエックスの前につけ狙っていた刺客、
「バブリ―・クラブロス・L」も現れる。今度はマントの大男からも
攻撃を受けるがクラブロスを撃破することが出来た…しかし、
隙を見ていたマントの大男にまたリミテッドを持ち去られてしまう。
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マントの大男は回収したリミテッドデータをDr.ドップラーに渡し
そのデータで新たなレプリロイドの再生に取り掛かる。
刻々とDr.ドップラーの計画も順調に進んでいた。
…「マントの大男」、彼の名は「カーチス」。主にリミテッド追跡や
観察を任されている「インセプトチェイサー」の一人であった。
リミテッドと融合したエックスのバスターを奪う新たな任を受ける。
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エックスの前に現れたカーチスは腰にブーメランを使って独特の
攻撃をしてきたが、エックスは追い詰めていき退ける。
そしてカーチスから行動の目的を聞き出そうとした。
「機械を進化させるレプリブレイン…造ったのは…」
だがカーチスの言葉は手刀によってさえぎられてしまう。
「しゃべり過ぎだ!カーチス!」
と一言残し男は去って行った……あの男はいったい?
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エックスは本部に帰ってくるとそこに新たな情報を掴んだゼロが
Dr.ドップラーによる「進化する細胞」の研究と言うのが怪しいと言う。
2人はDr.ドップラーがいると言う廃工場へと向かう事にした。
そこには案の定、新たなリミートレプリロイド4体が待ち受けていた。
「フレイム・スタッガー・L」パワーアップした火炎攻撃をしてくるが
見定めてかわすエックス。バブルスプラッシュをスタッガーの胴体へ
打ち込み撃破。…ところがリミテッドは破壊された身体を抜け出し
逃げていくのだった。今まで自ら行動しなかったリミテッドは
融合や吸収によってまた新たな進化の予兆を現しているのか?
姿を隠し現れた「スティング・カメリーオ・L」こちらはゼロが応戦。
姿を現した所をバスターで狙い撃つ。またもリミテッドは逃げて行った。
休む間もなくエックスの前に「ストーム・イーグリード・L」が襲う。
エックスは惑わす空中攻撃を避け、カメレオンスティングで反撃。
その攻撃で翼をやられて地面で大破。…リミテッドは逃げて行った。
残るは「ホイール・アリゲイツ・L」のみ。体当たり攻撃もパワーアップ
していたが、ゼロの華麗な動きでかわしアリゲイツを撃破した。
…また身体から抜け出たリミテッドは廃工場の奥へと去って行った…。
――――――――――――――――――――――――――――
逃げて行ったリミテッドを追う2人の前に、あのマントの男が現れた。

彼は名は「シュミット」。「インセプトチェイサー」の1人だ。
エックスはシュミットと対峙する中、リミテッドによって
バスターに新たな変化が起きる…それは激痛が走るほどだった。
動きが取れなくなったエックスに代わりゼロが応戦した。
素早い動きでかわすゼロにシュミットは次第に苛立ち、標準を
動けないエックスに向ける。だがエックスには当たらなかった。
そうゼロはエックスのピンチに気づき盾になってくれたのだ。
シュミットの攻撃を受け傷ついたゼロはそのまま倒れ込んでしまう。
「ゼロ!」驚愕したエックスは己の無力さに駆られる間も無く
シュミットと応戦する…するとバスターは「クリアハイバスター」へ
と変化し強力になる。次第にシュミットを追い詰めるがあと少しの所で
バスターが撃てなくなる。…体力も奪われる諸刃の剣だったのだ。
その隙を見てシュミットは逃げ、修復のためマザーリミテッドに
近づくが…なんと!逆に吸収されてしまうのだった。
そしてふたたび現れたリミートレプリロイドの姿は………。
――――――――――――――――――――――――――――
…その姿はエックスにあまりにも酷似していた。
シュミットは私が吸収した。我が名は「X-イクス」。
「ドップラー最強の戦士だ!!」
その名の通り全てのリミートレプリロイドの技も使いこなす。
苦戦を強いられ追い詰められていくがその時、再びエックスの
身体に異変が起きた!…さらにリミテッドに取り込まれるエックス。
…イクスとの戦いでさらなる変化が起きようとしていた。
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リミテッドはバスターからアーマーへと全身を包み込んだ
そして「クリアアーマー」へと進化を遂げる。
攻撃吸収、修復機能を持ってるが自由に動く事が出来なかった。

「リミテッドに乗っ取られてなるものか!」と力を振り絞り
イクスへ立ち向かうエックス。だが戦いは激しさを増し、
2人は互いにバスターで胸を打ち抜き終わったかに見えた…が、
エックスはギリギリの所で避けていた。エックスはイクスの
バスターでリミテッドを引きはがし、ついにイクスを倒したのだった。
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……だが戦いはまだ終わってはいなかった。
イクスを倒すと背後からDr.ドップラーが姿を現す。
「おまえがDr.ドップラーか!?」
「左様。よくもわしの可愛いリミテッド達を破壊してくれたな!
 思い知るがいい!!」
そして、部屋の中心にあったマザーリミテッドが動き出したのだ。
マザーリミテッドは自ら自身を「レプリギガント」へと形態を変え
エックスに戦いを挑んできた。強力な攻撃にエックスは苦戦するも
戦い抜いていたが、そこへ追いついたゼロも戦いに加わった。
ゼロの傷はまだ癒えていなかったが、2人のコンビネーションは
乱れることはなかった。エックスとゼロの2人のバスターは
レプリギガントなったマザーリミテッドを消し去るのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
マザーリミテッドと共に大爆発を起す廃工場から2人は脱出した。
…だがエックスとゼロの頭の中に声が響く。。
「さすが、ロックマンX。だが私の挑戦は終わった訳ではないぞ!!」
戦いは再び切って落とされたのだ。エックスの戦いは終わらない…。
――――――――――――――――――――――――――――
物語はロックマンX3に続きます。
その後⇒メガミッション EPISODE.2へ続く