皆さん、こんにちは。速いですねー、明日から7月ですよ。夏ですよ。今はまだ梅雨が明けていないので、暑くはないのですが、梅雨明けのあの猛暑はいやですねー。
ところで、今話題の映画「奇跡のりんご」をみましたか?といっても私もまだ見ていないのですが、本をよみました。
題名は・・・・奇跡のりんご 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
著者・・・・・石川拓治 幻冬舎文庫
NHKの「プロフェッショナル」にも出演されたようですが、私が本を読んだ感想は「す、すごい!」という感じ。彼はもともとメカ好きの若者で、機械の仕組みに夢中になるタイプ、結婚して農業を仕事にしなければ、きっと有能な技術者になっていたのではないか、という感じ。それにすごい勉強家、肥料や農薬、害虫もみんなわからないことは図書館にいって勉強している。
それに、じつに優しい、
木村さんだけでなく、木村家の家族のすごさ、どんなに困窮しても、ひたすら、木村さんを信じている。これはなかなかできないことですよ。
でも、私が一番印象に残ったのは、最後のほうにでてくる、害虫に負けないりんごの木のこと。
害虫にやられて、枯れそうになっていたりんごの木は、十分肥料(化学肥料)を与えられて、農薬をいっぱいかけられていた木、そうやって成長した木は抵抗力がないんだね。
木村さんが絶望の淵で見た、生き生きとして葉をいっぱいに茂らせているりんごの木は十分耕されていない、雑草の生い茂る畑で、だからこそしっかり根をはって成長した木だったんですね。
それに、もうひとつ不思議な話。木村さんが祈るような気持ちで、りんごの木に枯れないで、と話かけるのですが、最後に枯れてしまった木は、話しかけるのを他人に見られたくなくて、話しかけなかった隣の畑との境の一列の木だった。ということ。
植物にも意識があるのかもしれないですね。
映画、私も是非見に行きたいですね。
我が家の小さなプランター農園。ミニトマトがちょうど良い具合に赤くなりました。
これは、春植えジャガイモ。7月になったら掘る予定。少し土を掘ってみると小さいのが見えてました。
これは昨年1本しか収穫できなかったきゅうり。今年は糠漬けが食べれるかも。