人体の細胞で
アデノシン三リン酸をアデノシン二リン酸に変えることで
エネルギーを得ている。
アデノシン三リン酸は少なくエネルギーの通貨とも呼ばれていて
人体のエネルギー産生の基本中の基本だ。
アデノシン二リン酸になりエネルギーを放出した後に
アデノシン二リン酸がアデノシン三リン酸に戻ることで
再びエネルギーが簡単に取り出せる。
このアデノシン二リン酸からアデノシン三リン酸の生成過程が種々ある。
癌細胞はブドウ糖を使う。
それで、人体全体のエネルギー代謝を
ブドウ糖を使わないで、脂を分解して得られる
ケトンを使ってのエネルギー産生に切り替えることで
癌対策をやろうなどと考えてしまうが。
それでは、大変まずいことが起きる。
人体ではグリア細胞が癌と同じくブドウ糖を分解することで
エネルギーを得ているのだ。
グリア細胞とは脳などに非常に多く、脳の神経細胞の50倍ほども
あり、神経細胞に栄養を補給したり、神経細胞で出来た老廃物を
処理したり、神経細胞の位置を固定したりして神経細胞を支えている。
神経細胞の代謝を担っているのだ。
グリア細胞が働かなければ脳細胞は生きて活動はできない。
血糖値を下げてケトンに頼ればグリア細胞も生きてはいけないのだ。
人体は生きてはいけないのだ。
 
 グリア細胞と癌細胞のエネルギー代謝には
非常に決定的な違いがある。
それはグリア細胞が酸素を使った非常に効率の良い
エネルギー生成を行っていることだ。
 一方癌細胞は無酸素でのエネルギー変換で
同じエネルギーを得るのに多くのブドウ糖を必要とすることだ。
従って、できることはグリア細胞が生存で来るが癌細胞には
足りない血糖値にすることだ。
 具体的には、急激に血糖値を上げる食品である
小麦・砂糖を止めることだ。
血糖値がゆっくり上がれば人体は血糖値が不必要に上がることを
抑える仕組みができていて、癌細胞が喜ぶほどには
上がらないのだ。
 スイーツを食べて、たとえ一時でも
高血糖状態になると癌細胞が元気づく。
これを避けるのが重要だ。
癌と宣告されたら、スイートを止めるというのを
真っ先にやるべきだ。
 癌細胞のエネルギー代謝は無酸素系の
エネルギー代謝である。
ミトコンドリアの活動である有酸素系のエネルギー代謝ではない。

 人のエネルギーはアデノシン三リン酸(ATP)が
アデノシン二リン酸(ADP)に分解することで生まれる。
このADPがATPに再生されることでエネルギーが供給され続けることができる。
このADPがATPに再生される過程がミトコンドリアで
行われて酸素が使われるのを有酸素エネルギーと言っている。

 無酸素系エネルギー生成機構ではADPがATPに変換されるのは
ブドウ糖の分解のみで行われる。

 有酸素エネルギー生成機構ではブドウ糖や脂が分解したケトンでも
ADPからATPへの変換ができる。

 従って、癌対策としてはブドウ糖を断って
ケトンでエネルギーを得るようにすれば良い。
とする考え方が浮かんでくる。
けれども、これは非常に危険である。
人体の代謝にとって糖分の代謝の方が
脂の代謝よりも無理がないからだ。
また、油や脂の摂取量を増やすのは
代謝に大きな負担がかかり人体に良いことではない。
それどころか、油や脂に多くの発がん因子が含まれることが
指摘されているのだから。
 部分最適をやっていては癌のような慢性病の
禍から抜けだすことはできない。
 癌細胞は35℃で最も増殖します。
そして39℃で衰え始めて42℃で死滅するといわれています。
そうしたことを考えると、癌と宣告されたときに
真っ先にやるべきことの一つが患部を温めることです。
胃癌であれば腹巻やカイロで腹を温めるべきです。
入浴や温泉や炭酸泉などの入浴をやることです。
その日から実行が可能です。
 免疫細胞は逆に高温になれば活性化されて
1℃体温が上がれば5~6倍も免疫力が上がると言われます。
免疫細胞は高温になればどんどんと活性化されます。
癌宣告を受ければ誰でも、禁酒禁煙はやるでしょうが
それに加えて体を温めることが必須です。
 また、癌細胞は通常細胞よりはるかに多くの糖分を
消費しますので、過剰な糖質を摂るべきではありません。
吸収の早い小麦・砂糖は厳禁です。
吸収の遅い果物や米や芋などで糖分を摂れば問題ありません。
癌細胞が糖分の消費が多いと言うことでやみくもに
糖質制限をやれば体温も下がり免疫も低下します。
通常細胞が必要とする最小限を糖質は取らないといけません。
そのためには吸収の早い糖質を摂らないことが絶対です。
幸いなことに免疫細胞や通常細胞が必要とする糖分は
少ないのです。
(参照:基本の糖質制限食)

 そうして、癌細胞の増殖を抑えるミトコンドリアを活性させるために
有酸素運動が効果的です。(軽いジョギングなど)

 癌を発症したと言うことは免疫力を超えた
異物を体に取り込んだためと考えられますので
発癌性のものを体内に取り込まないことです。
免疫強化の食事に取り組むべきです。

やるべきこと一覧
★ 体を温める
★ 禁酒禁煙・食生活改善(基本の健康食
★ 吸収の早い糖質厳禁〈基本の糖質制限
★ 有酸素運動
上記の取り組みでは一週間程度で効果が出始めて
三か月程度で決定的な効果が出てくると考えられます。
が癌には様々なものがあるとされていますので
保証できるものではありません。
上記を実行した後に再検査を受けて
成果が出てないようであれば手術などの治療を
考えるべきでしょう。
抗がん剤治療に長年従事した医者が
「毎年、自然に治癒する人が数万人はいます」
と言っています。
自然に治癒しているとは治療を受けていないと
言う意味で何もしないと言うことではありません。
 今朝の朝食は卵入りの味噌汁だけにした。
それと、紅茶を一杯飲んだ。
白米のご飯は抜いた。
朝、白米のご飯を抜くかどうかは体重計を見ながら
適宜決めている。
体重を減らさないように増やさないように
白米ご飯で調整している。
 適切な体重を維持して糖質を適切に摂ることは
癌予防の基本だ。血糖値が不足すると体温が下がったりして
免疫力が落ちる。
血糖値が必要以上になって、余ると
糖分の代謝効率が悪くて、通常の細胞より多くの糖分を必要とする癌細胞が喜ぶ。
それで、不必要に血糖値を上げないことが肝心だ。
そのために体重を見ながら朝食の白米を摂ったりやめたりしている。
 また、味噌はイソフラボンが豊富で
前立腺がんや乳がんに良い。予防にもなるし、治せると言う説もある。
味噌はデトックスの切り札にもなり得るし、癌予防効果も認められている。
卵もデトックスの切り札になり得る。
 癌は典型的な生活習慣病だ。
人体の細胞は日々生まれ変わっていて
その再生に於いて5000個程度の癌細胞が日々生まれているとされている。
これが免疫(白血球の中のNK細胞やキラーT細胞)によって取り除かれているので
問題ない。
ところが、代謝の衰えによって免疫機能が低下したり、発がん物質を免疫を上回るほど体内に入れたりすることによって癌を発病してしまう。
根本原因は発がん物質を摂りすぎたり、免疫機能を落としたりしていることだ。それは飲食などの生活習慣からきている。
それを改めない限り、どのように治療によって上手く癌を取り除いても再発すると言うことだ。
 つまり、生活習慣を改めない限り、一旦治っても再発するのだ。
癌治療は日進月歩で進歩し続けると考えられるが、それの目指しているところは(対症療法)だ。根本原因である代謝の悪化や免疫の低下や発がん物質の摂取などは医療の範疇外だ。免疫療法などと免疫と言う言葉が使われているが、人体の免疫力を上げることを目指しているわけではない。免疫の持っている一部の機能を活用するに過ぎない。
 現代の癌医療の最大のテーマは【正常な人体細胞を傷つけることなく癌細胞だけを殺して排除すること】だ。そのために光免疫療法なども開発されて期待されている。確かに活気的なことだ。それが上手くいけば多くに人が抗がん剤や手術で苦しめられることなく延命できる。けれどもそれで、人体の免疫力が上がるわけではない。日々体内に取り込んでいる発癌物資を減らすこともできない。
生活習慣を改めない限り、必ず再発して、やがては光免疫療法も効かなくなる。