She goes to Ireland
今日、先輩がアイルランドへ旅立った。
3ヶ月の短期留学。
この先輩とは、高校の部活で知り合って、バカなこといっぱい一緒にやった。
部室で、フィールドの芝生で、学校の廊下で。
もう仲良すぎて先輩後輩な感じがあまりしない。敬語なんて使わない。
このお方、ちょっと普通の人とは感覚がズレてる(と思う。)変わり者。
なんだろ、アーティスティック?冷めたような。平熱低い。
そーいや笑いのセンスも独特だったな。
高校を卒業して、
なかなかセレブな短大(?)を卒業して、
なかなかリッチな会社に就職したが1年半もしないうちに退職。
やっぱ営業とか大変だったらしい。
それからバイトしてお金貯めてた。塾講師とパチンコ屋。
会社勤めんときはお金使わないから貯金貯まりまくってたのに。
仕事をやめてからというもの、お金ないお金ないとヒーヒー言ってた。
でも、仕事してたときよりも生活が180%改善したって。
たまーにメールが来てた。パソコンから。
自分の日記的文章を送ってくる。だからあたしも返した。
あたしが帰省すると、数回会う。
帰ると必ずいてくれる頼れる存在だった。
部活のみんなで飲みに行って、海行って、花火して。
毎年夏と冬の恒例行事。
あたしが今年の夏に長期で帰ったときも、
「持って行け」とDVDをジャスコの袋いっぱいに貸してくれた。
あとで「ムーランルージュは大音量で」とメールが来た。
だけど、あたしは全部見ないで返却。また借りれるしいーやな感じで。
あたしが先輩んちに行ったり、先輩が迎えに来てくれて二人でフラフラ出かける。
左ハンドルの車の助手席に乗せてどっかに連れて行ってくれる。
運転しないで右側シートから見る景色を初めて見せてくれた。
あ、でも事故って左ハンドルは廃車になって右ハンドルにしたんだった。
あてもなく、無計画。地元若者のおきまり、ジャスコ。海。
就職してたときは奢ってくれたし。
この人の影響で、高校のときにトレインスポッティングを見た。
スコットランドの寂れた、イカレタ感じ。ドラッグ。セックス。友情?
かっこいい世界。そんな世界に憧れ、先輩は旅立った。
短大んときに1回行ってるから2回目か。
ぜひとも素敵なアイルランド人男性を捕まえてきて欲しい。
ユアンみたいな。短大の先生みたいな(名前忘れた)
ね。
と後輩は切実に願っております
そんでニュースとかにならないで無事に帰ってきてください。
日本に居ないからこんな書いちゃったけど、 ま、いっか。
なんか、携帯は普通に繋がるらしいです。
世界は狭くなったのだと、しみじみ思うわけです。
じゃ、いってらっしゃい。
気をつけて。