今日のTOKYO MXで放送された
『快刀ホン・ギルドン』第22話は、
ほとんど若君の笑顔が見られなくて
こちらまでしょんぼりしてしまった。
画像を選んでいても
第22話の若君の画像は
みな哀しげな顔つきのものばかり。
こっちの胸が痛いよう…。
グンちゃんが『快刀ホン・ギルドン』で気に入っている場面は、
第5話のイノクを斬るかどうか迷う場面と、
今回のチャンフィが
「四寅剣が偽物であることを知り、涙を一滴こぼす場面」だと
雑誌のインタビューで語っていた。
四寅剣と母大妃の秘密を知って
足元が崩れ落ちるような絶望感に襲われたチャンフィを、
たった一筋の涙だけでくっきりと体現したグンちゃんの
思わず息をのむような美しさといったらない。
チャンフィから押し寄せてくる悲しみの感情の波に
見ている自分まで押し流されて涙が出てしまうくらいだ。
舞台を観ている時にも、
役者さんから放たれた感情の波のようなものが
じわっと客席に押し寄せてくるのを感じることがある。
しかし当たり前のことながら、
そういう感覚は舞台に近い
前方の席の方がより感じやすいので、
必ずしも観客全員に届くわけではない。
その点テレビは画面を通しての二次元の世界であっても、
近しさは舞台や映画よりも万人に公平なので
人間の感情が伝わってくる力は大きいと思う。
思えばこの回はギルドンもイノクも、
チャンフィと同じように
公私ともに自分の思い通りにいかないことが多くて
生きづらい気持ちを抱えている。
<だけどまだ自分が、このつらい現実に耐えられるなら
今は耐え抜いてみよう、耐えられるはず。>
そんな健気な決心をして生きていく『ギルドン』の登場人物たちに
心弱った私たちも励まされる思いがする。
イノクを訪ねにきたのに
彼女がギルドンと2人でいる姿を見て、
声もかけずにとぼとぼと引き返していく
若君がかわいそうで泣いてる私の涙を舐める、
今日は慰めてくれるらしい飼い犬。
つれづれにある家族からの電話や
友人からの優しいメール。
いつも感謝している
このブログへの皆様の親切なコメント。
現実が運んできたものでも、
テレビドラマのような現実でないものが運んできたものでも、
小さな喜びとなったものを
心の中でひとつひとつ数え上げてみる。
それらすべてを心の励ましにして、
生きる力を得ることができるのが
人間の持つ素晴らしい能力のひとつだと思う。
それでもって今夜は若君見て大泣きしたら
ほかの現実的な悩みも涙で流れちゃったらしくて(笑)
結構気がさっぱりしてしまったのも
これもまた人間の持つ素晴らしい能力なのではないかと(爆)
さてこれからまた1週間、頑張りましょう! 月末の忙しさに私は耐えられるのか…助けて若君~。
もうすぐウナギ界の怒涛の11月がやってくるしさ(笑)
コメントのお返事が遅くなってしまってごめんなさい。
必ずお返事いたしますのでよろしくお願いいたします。
↓ 以前にも貼った画像だけど、若君の美しさで明日への活力を得るぜ!