[※第4話は1月30日(土)公開予定]
~~~~~はじめに~~~~~~
ども。ブルーこと金田 獣子(カナダ ジュウコ)でス。
この牛乳レンジャーは、とあるガッコの給食時間、
ひょんなことからうまれました。
まあできたまではともかく、こんな物語は私が勝手に書いて、
発展させてしまったのも私なのですね・・・。
こまかい、いきさつはまた今度話すとして。
これから物語をヨム方、もうヨンだ方。いかがでしたか?
ぜひ、コメントで批評していただきたイ。ドーぞ、よろしく!
(白妄有社『給食時間の摩訶不思議な物語』著 金田 獣子 はじめに より一部抜粋)
スキンの種類は
「オールメンバー《牛》」
「オールメンバー《乳》」
「gyunyu」
「亀独占」
の4つです
掲示板はコメントで補っといて
給食戦隊牛乳レンジャー ♯3
まずはレンジャーからの言葉。
ども。オレンジで~す☆
リーダーのライバルという関係です!
(そういう設定)
戦車の操縦うまくなるように・・・
ってわけでよろしくでーす!!!
白妄有社『給食時間の摩訶不思議な物語』著 金田 獣子
第2部「むちゃくちゃなことを言う大管」オレンジの言葉。より
では、PART3、どうぞ!
「牛乳レンジャー! ストロー大管がやってくるっぺ!」
突如小林柚姫が床を破ってやって来て行った。先生失神。
「んー?マジ?」
オレンジが肉をはみながら、なげやりに聞き返した。
「マジだよー。」
しつじがガムをかみながらなげやりに言った。
生徒はこんな日常になれて、マンゴー帝国の2人を無視して
給食を食べ続ける。
「牛乳レンジャー!この間は情報提供感謝する!でよ?姫をちゃんと地下の牢屋に入れたんだけどよ。 石破壊して出てった。」
「ダメだよー、鋼鉄のろーやじゃないとー。姫さ、『ヘアルイ・トゥロー』に出てくる精霊のパルコみたいな能力あるからさー。床とか壁とか当たり前のよーに壊すよー。石なんてちょろすぎだんよー!」
3日に1度はマンゴー帝国に遊びに行くブルーが言った。
「んだべー。鋼鉄のろーやなら、ダイヤのろーやにでも入れるべきだっぺー」
本人が、水槽の魚を見ながらポツリとつぶやいた。
「ムググ・・・と、ともかく!今日の作戦を発表する!」
「わー!」
クラスの全員が、手をたたいて、作戦発表を歓迎した。すっかりいい気になったストロー大管は、自分の口で太鼓の音を再現し、ジャジャン!とかいって目をギラギラさせながら、重々しく口を開いた。
「麺は、この!細いストローでしか、食べられない!きしめんも、スパゲッティもラーメンもそばもうどんも!すべて!さあどうする牛乳レンジャー?!今日はパスタだぞ!」
ブルーはおもむろに麺を一本抽出し、無造作にストローで吸った。そして目を輝かせながらグリーンに言った。
「ねえ!これ楽しい!かなりはまるよ!」
みんなもおそるおそるやってみた。みるみるうちに、目が輝きだす。
「くっ、麺吸いの楽しみを覚えたか!しかし本当のミッションはこれからだ!ストローだけで、そのスパゲッティの麺を、すべて吸わねばならんのだ!ハッハッハ!どうだ!大変だろう!せいぜいがんばるが良い!」
いつもより高笑いを多く残し、言い去った。
「あの人、じゃなくてストロー、結構応援してるよね・・・」
生徒のA君が、つぶやいた。だが牛乳レンジャーはそんなことも気付かず、怒っていた。
「くそ!牛乳だけならまだしも、給食までに手を出すとは許せん!」
「みんなで吸うわよ!」
「おー!・・・でも、ほとんど食べちゃったわよね・・・」
生徒全員がおー!といったが、生徒のCちゃんが指摘した。
「訓練よ!肺を鍛えるのよ!少しでも長い一本を吸うタイムをあげるわよ!」
オレンジの一言で、長い長い、麺の生活が始まった。
「じゃあ、準備いい?よし、よーい、スタート!」
ブルーの声の次におとずれる沈黙。一ヶ月がたっている。
「超真剣じゃん」
「うちらもやる?」
「やる?とか以前に、そうしないと食べられないですよぅ」
「それよりもっと前にオレらはごはん故」
生徒のK君、Yちゃん、Sちゃん、R君が会話をした。
そしてR君が申したとおり、めんはストローでなくては吸えない。
だから、牛乳レンジャーは毎日麺なのである。
生徒はごはんかパンだ。
ちなみに、一ヶ月も長引く理由は、給食の時間(20分間)ですべて吸わねばならぬからだ。
5人分で5人吸っているが。だが、毎回吸える量は増えている。
「あとは気合の問題ね。」
とグリーンは語る。そしてさらに2週間後・・・。
「あと、5・4・3・2・1!」
生徒がタイムを読み上げ、ついに今日の給食の時間が終わった。
「うっわー!あと一本!」
そう、ホワイトの麺が一本だけ残っていたのだ。
「白・・・、殺されたいか?」
「変身・・・」
静かにホワイトが亀になり、こうらに入った。
「うわっ!逃げんなし!自己責任だろ!」
カーキが悲鳴に近い声をあげ、こうらを蹴った。
「罪を償え、隊長!お前途中でぼーっとしたからだろ!」
すっかり人の変わってしまったグリーンの強力キックにホワイトがやっと応じた。
「明日は絶対クリアーする・・・」
「絶対?」
オレンジが、きつい声で聞き返した。
「うん」
「本当に?」
「本当に!」
それはともかく翌日。
「わー!あと30秒残ってる!すごい!食べ終わったぁ!」
興奮して、ブルーがいつもにも増して高い声を出した。
「ちゃんとできるじゃない!白もさぁ!」
オレンジも明るい声で、ホワイトの背中をばしばしたたいた。
「・・・痛い」
と、ぽわん.と奇妙な音がして、ストロー大管が現れた。
「またか・・・くそっ、おぼえてろよ!次こそは・・・!」
と、それだけ言って終わった。
「また、芸のない台詞を・・・」
グリーンが遠い目をしてつぶやいた。
「だっぺ~~!」
姫が天井から落ちてきた。上の教室の人の顔がのぞいた。ちなみに先生は失神。
「姫!それもあんまり芸がない!」
ブルーの指摘に、
「そうだっぺー」
と、答え、ホワイトに向いた。
「どうやらストロー大管が最終兵器をつかうっぽいっペ。
ソシしにストロー帝国に一緒に行くっペ~~~!」
PART4へ・・・・今まで振り返ったりと、しんみりします・・・